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毎日会える、幼児教室の先生
前回の記事で「学校教育」と「塾」を比べるのは無意味であると書きました。学校の先生や園の先生と塾や教室の先生は全く異なるものです。私が学校や園の先生に対して「いいなー」「羨ましいな」と思うこと、それは「毎日、子ども達に会える!」という点です。教室では子どもに会えるのは週に1回程。レッスンの間が空いてしまうと会えない時間がその分で生じます。現在、毎日当教室に通っているお子さんは居ませんし、それは難しいことだと分かっています。しかし、もしも、毎日とまではいかなくても、レッスンに来る回数をもっと増やすことが出来たら、学習効率は更に上がるだろうと確信しています。これは私の指導法がお子さんの一人一人のペースや性格を見ながら、意図的(計画的)に学習内容を用意していくというものだから言えることでもあります。レッスンに通う回数が増える=会う回数、時間が増えることで当然、お子さんの状況をより把握出来るようになります。そうすることで、苦手単元やつまずきにも早く対処出来るので、大幅な学習の遅れを早期に防止する効果も生まれます。それにテスト対策もバッチリ出来ますよね。
しかしながら、先ほど述べたように、忙しい子ども達。他にも習い事やスポーツなど降園後、放課後、するべきことは沢山あるので「毎日お教室に通う」ことは現実的ではありません。「次のレッスンまでに聞きたいことがる!」そんな風に思われた時にはお子さんからでもいいですし、保護者の方からでも連絡をするようにお話しています。学校や園と違い、毎日通う場所でないからこそ、毎日会える先生ではないからこそ、「繋がり」は大切にしていきたいと考えています。次回のレッスンまでに毎回、宿題を出すものそのためです。宿題に取組む際にお教室でのレッスンや私のことを少しでも思い出し、意識する時間があればいいなと思っています。その振返りの時間こそが次のレッスン時に必ず活かされます。もし、この先「毎日お教室に通う」お子さんが現れた際には、宿題は出しません。毎日会うのですから、十分ですよね。
以前、【子どもの耳は地獄耳】でもお話しましたが、レッスン前後の学習相談の際、お子さんがある程度の年齢になってくると、塗り絵や迷路など他の課題をしていても、耳はこちらに向いていることを忘れてはいけません。保護者の方と私のやり取りをジーっと聞いているのです。ですから、発達遅延や就学に関する内容などデリケートな話題が多いときには、保護者の方のみで来校いただくか、LINEやメールでやり取りするようにしています。私達大人が発する些細な言葉や内容にも子ども達は敏感なので、注意が必要です。
以前、出張レッスン(いわゆる家庭教師ですよね)のお問合せをいただいたことがあります。移動距離などを考えと近隣の方以外はなかなか引き受けることが出来ないのが現状です。しかし、この出張レッスンも「毎日」など回数が多いのであれば、学習効率はとてもいいだろうと思っています。いつの日か「毎日お教室に通う」あるいは私が「毎日出張レッスン」するお子さんが現れるかも・・・しれません。その時は、きっとこれまで行っているレッスンの更に上をいく効率が良く、結果が出る内容での指導が出来るだろうと考えています。
とは言え、まずは目の前の通ってくれているお子さんと保護者の方に全力で向き合い、寄り添うことが最優先です。今日は「もう少し、子ども達に会えたらいいのにな」という私の気持ちを文にしてみました。
それでは、次回もどうぞお楽しみに。
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