文学フリマで気になる本をまとめてみた【完全版】
こんにちは。福本カズヤです。
遂に文学フリマ東京37がやって来る。
私は出店者。つまり売る側での参加なのです。
が!
文学フリマには魅力的な方がたくさんいるので買う側としての自我も当然出てきてしまいます。
無理!
ねぇ無理!
欲しい本、多過ぎて無理!
みんな魅力的で素敵!
作品にお金落としたい!
という訳で現状、僕が気になるブースや作品をピックアップしてみました!23ブースだって。笑っちゃうね!
全部、買いに行きてぇよ…。でも自分のブースも頑張りたいのでいくつ回れるのか。
第一芸人文芸部 さん【あ-27〜28】
バラエティ豊かで満足度高そうな一冊。
又吉さんが参加してる時点でヤバいのにピストジャムさん、ファビアンといった実力者の書き下ろしもあるなんて。(ファビアンとは遠い昔の同期なのでさん付けする気分にはなれない笑)
芸人さんの着眼点とか発想力とかって鋭いのでおすすめです。(芸人の文章大好きっ子より)
表紙もめちゃくちゃいい。絶対に手に入れたい!売り切れないだろうか。心配。
Z世代のフツウ さん【せ-29】
ゆとり世代とか言われてた自分も気付けば30代。常識はどんどん変わってる。下の世代の方のリアルを知れる機会がないので是非とも読んでみたい!
何人もにインタビューをする労力はすごい。力作だと思います。
強い気持ち・強いしらす さん【た-74】
お笑いはもちろんのことお笑い分析や歴史なども好きなので気になる。
こんな本を書こうとする時点でとんでもないマニアなのでシンパシーを感じます。強いしらすというお名前も妙に頭に残る。
ここは、おしまいの店【A-17】
ベストセラーを書いてもなお文フリに参加していらっしゃるところに愛を感じる。こだまさんのことはそこまで深く知らないのですが今回のミニエッセイを入り口にできたら。
--- さん【D-36】
とにおさんという方。ふざけている感じだけど発想のおもしろさと着眼点の鋭さが垣間見れます。自由律には俳句だけじゃなく短歌もあるのね。
作品の中では茶化さずに本心を見せてくれるのでは?と密かに期待しております。
じぶんジカン さん【D-37〜38】
ご自身でブランドを立ち上げたマツオカミキさん。個人で道を開いて戦う人が好きなので要チェック。
優しい表紙だけどきっと中身は骨太だと予想します。だってブランドの立ち上げってパワーないとできないもの。
伊藤 さん【E-23】
僕のマリさんやものすごい愛さんなどバリバリ商業出版されてる方を束ねている伊藤さんとはどんな方なんだろう。人望と実力があるに違いない。気になる。
途中 さん【F-26】
子のいる人生、子のいない人生という自分にとって今タイムリーなテーマ。是非、自由研究を読ませていただきたい!人生を大きく変えるような出来事だからとても慎重になる。だからこそ議論したり、思考したりする価値のあるテーマですよね。
右から読むと縦読みで、左から読むと横読み(手書きの日記風)の作りらしい。これ結構、挑戦的なことしてる。その試みも素晴らしいです。
ラジオネーム:パラダイス楽園 さん【G-1】
ラジオに投稿するハガキ職人。この時点で期待度は高まる。本業はテレビのD、身長190cm、お笑い、プロレス好き。個性の塊か。
Webカタログの書き方がわかりやすく配慮が感じられるので別note記事にてベタ褒めさせていただきました笑
いい意味で変わってる方だと思うので独自の感性や意見が楽しみ。試し読みしたけど文章がおもろい。
福本カズヤ さん【G-17】
私です。この錚々たるメンバーの中に混じってみたくてシレッと入れてみました。だってまだ紹介されたことがそんなにないんだもの…。
1000文字エッセイというジャンルを勝手に作って勝手に遊んでます。悲しみを笑いに変える、がテーマの『駄文多分』を読んでクスッと笑ってほしい。
自由律俳句集は20日ちょっとで書き上げた勢いとパワー溢れる1冊です。
ワクサカソウヘイ さん【G-23】
最近、お名前を知りました。「ワクサカさんの文章はおもしろい」こんな声を方々から聞く。おもしろ文章フェチからすると是非ともこの目で本を読みたい。僕のセンサーが反応しております。
『密造したZINEを口八丁手八丁で売ります』っていう自己紹介なんやねん。この時点で只者ではない感じがプンプン。
タイムトラベル専門書店 さん【G-25〜26】
藤岡みなみさんの書く文が好きなんです。柔らかいのに芯がある感じとか最高。『ふやすミニマリスト』とか『パンダのうんこはいい匂い』とか読ませてもろてます。
そしてさらにたくさんのつよつよな書き手を集めて豪華な1冊に。テーマも個性的でおもしろい。これは絶対ほしい。文フリ大阪の時からずっと気になってたので東京にも持って来てくれて大感謝。いつ行けば買えるんだろうか。欲しい!
ブース近いから無くなりそうになったらダッシュで行こうっと笑
つるるとき子書店【G-34】
言葉選びは独特でおもしろい。特につる・るるるさん。表紙も毎回イケてて、普通に流通しててもおかしくないくらいのクオリティだと思う。
noteやX見ても本気感が伝わってきます。
ちなみに今回は既刊狙いです!
『お邪魔しますがただいまになった日』というタイトルからしてセンス炸裂。
合同エッセイ集〜事実婚の事実〜 さん【H-09】
結婚の色んな形に興味がある。僕は妻と幸せに暮らしてる。夫婦っていいなと日々感じる。だからこそ自分たちなりの形で夫婦を運営していく人が増えたらいいなと思う。
普段、なかなか聞けない事実婚の話気になる。こういうピンポイントのテーマが1冊になるのも文フリならでは。とっても素敵。
知りすぎクラブ さん【H-16】
web上で活躍する確かな筆力のあるおふたり。そのおふたりがwebで書いたら人生終わるという題材で本を作ったらしい。見出し強過ぎるやろ。めちゃくちゃ気になる。
特にしりひとみさん。文章がおもろい。そりゃもう普通に嫉妬しちゃうくらいおもろい。
noteの自己紹介に『学園イチのモテ男に「おもしれー女」と言われることを目標に、エッセイや小説を書いております。』って書いてあったけど余裕で言われるでしょう。学区外からも「おもしれー女いるって聞いたんだけど、どいつ?」って乗り込んでくるでしょう。それくらいおもろい。
数ある名記事の中でも僕が好きなのが、ミスチルの歌詞で日常会話続けられる説ってなんだよ。最高かよ。発想のおもろさと実行力。そんでもってユニーク文章力が土台を支えてるからもう最強なんですよ。
ご自愛の森 さん【H-13】
伊藤七さんは数年前、Twitterかnoteかで詩を書かれてるのを見ていいなと思ってお名前を覚えてた。
そして今回のテーマがご自愛な働き方、生き方。うわ。わかる。やりたい。でもできてない。是非とも研究結果を覗かせていただきたい。
あやめし さん【H-23】
note界のイチローか。1800日以上書き続けてる人見たことない。量と継続力、ビッグリスペクトです。
たくさん書いてるということはそれだけアンテナを張っているのと、キャッチする心があってこそ。
ずっと半身浴できるような心地よい温度感の文章でほっこり。
日常から輝きを掬い上げるような優しい文章は本で読んだらまたさらにいいものになるに違いない。
あかしゆか さん【H-35】
こちらもTwitter経由でお名前を知っていた方。なんと言うべきか。信頼できる書き手というイメージ。生活や社会と向き合って丁寧に言葉を置いていらっしゃる感じ。気になります。
葦屋 さん【K-13】
ものすごい愛さんだ。ものすごい愛さんはものすごいんだ。
僕は著書を持ってるんだ。『今日もふたり、スキップで』では人間っぽさとパワー全開のおもしろ文章撒き散らかしてる。と思いきや、『命に過ぎたる愛なし』では読者の繊細な悩みにスンッと寄り添う。ペンネームが生き様を表してて好き。
かと思いきや、どこに出しても恥ずかしいドスケベエッセイ集が誕生したり。幅がおもろ過ぎ。気になるだろうよそりゃ。
百万年書房 さん【K-21】
百万年書房の代表、北尾修一さんのエッセイ。今、勢いのある出版社さんだと思います。
向坂くじらさんの『夫婦間における愛の適温』を持ってるけどおもろかった。
優れた書き手をさつまいもみたいにスポンと引き抜いて、そのまま食べやすいスイートポテトにして流通させてくれる感じ。
北尾さんの審美眼に間違いはないんだろうな。たなると北尾さんのご自身の言葉とか文章が気になってくる。Webカタログで自書のことを「面白いです」と言い切られていた。これかっこいい。それだけの自信と覚悟。本を書くときはそうでなくっちゃ。
大里柊平 さん【S-30】
表現の場を舞台以外に広げるのは賛成派。若手芸人ならではの尖とか鬱屈とした怒りみたいな雰囲気を感じるのでこの扉を開けてみたい感じがあります。
小泉スロウ さん【U-15】
気軽に読める短歌というコンセプトがいい。いくつか試し読みをしたけどどれも読みやすくスッと入ってきた。それでいて軽過ぎない。しっかりと心に後味を残してくれるのは技術の賜物。
僕の本と色味が似てるので勝手に親近感が湧いております。
ひだりききクラブ さん【U-26】
自由律俳句をやられてるおふたり。そこまで詳しくは知らないですが、自由律俳句という時点で勝手に親近感とライバル視。
あきやま さん【U-39】
とにかく温かい短歌を作られてる印象の強いあきやまさん。どれもクオリティ高くて毎回感心してます。俵万智さんからの評をもらったりなんかしてすごい。
そんなあきやまさんの待望の1冊。デザインもオシャレなので是非、本として素敵なので見て触って読んで噛み締めていきたい。
芸人短歌 さん【Z-25〜26】
ここ数年の仮説。芸人×短歌は相性がいい気がする。なので素晴らしい企画・サークル。ネタになれなかったもの、もしくはこれからネタの花になるまえの種かもしれない短歌は独自の輝きを放つ。
どれも魅力的だけど個人的には鈴木ジェロニモさんの歌集が気になる。YouTubeの『説明』シリーズで類稀なる語彙力を爆発させてるので、それがどう短歌に閉じ込められるか期待。
書き終わったー。ね?どれも良さそうでしょ?全部欲しいのですよ。
でも自分のブースも頑張りたいから離席時間は30分以内で収めたい。1ブース1分で回っても20分でしょ?で、会場広いから移動に時間かかるでしょ?結構、ヤバいよね。
買う本を減らすか、足を速くするかの2択です。おもしれぇじゃん。
という訳で文学フリマ東京37を楽しんでまいりましょう!最高の1日になりますように!
どうぞよろしくお願いします。当日お会いできたら嬉しいです。
試し読みもアルヨ。
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