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文学フリマ東京39で気になる本をまとめてみた【極上完全版】

2024年12月1日。
文学フリマ東京。

遂に東京ビッグサイト開催。
すごい、すご過ぎる。ここまで来たか。

運営様に感謝。
創作に挑む同志たちに拍手。
そしてわざわざ足を運んで文学を楽しむお客さんたちに敬礼。

2306出店・2623ブースらしいです。
(こういう時、ブース数と出店数どっちを書けばいいんでしょうね)


楽しみな気持ち半分。

もう半分は

「絶対、埋もれるじゃん」

自分もそうだけど大半の出店者が不安で膝のバイブレーションが止まらないと思う。

せっかく一生懸命本を作った人たちと、本を愛する人たちが同じ場所に集まるんだから適切にマッチングしてほしい。

だからピックアップがもっと流行ればいいと思う。
来場者でも出店者でも自分の気になる本があれば紹介してほしい。

そうして少しでも出会う仕組みを作っていきたいのです。

【理念】
出店するのでもちろん自分の宣伝も頑張るけど誰かの宣伝もしていきたい。人と作品が出会えるチャンスを増やしたい。

現に、過去の文フリでもこの『気になる本紹介』をしたんですが大反響でした。

他の出店者さんには喜んでもらえたし、来場者の中には僕のnoteきっかけで新しい本と出会えた方もいます!何件か報告いただいてます。

こうして気になる本を紹介し合っていくのもまたひとつの文化になればいい。

それで文学フリマ自体が盛り上がった方がいいじゃないですか。

で、盛り上がったうえで僕に興味を持ってくれる人が1人でも増えたらいいなーと思います。

正式な下心です。

という訳で、文学フリマ東京39で気になる本をピックアップしてみました。

当日はバタバタしていて多分、全部は買いに行けません先に謝ります、すいません。


※福本の好み:エッセイが中心です。短歌も割と好き。小説は最近読む体力がないのでほぼ対象外です。ショートショートでギリ。


文学フリマ東京39
【開催日時】2024年12月1日(日)12:00~17:00
【場所】東京ビッグサイト 西3・4ホール
 りんかい線「国際展示場」駅(R-03)から徒歩約10分orゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅(U-11)から徒歩約3分
【入場料】1,000円(16:30 以降は入場無料)
【詳細】https://bunfree.net/event/tokyo39/

◆出店者が多過ぎて抜けてしまいそうなので、自分へのメモとしつつ。

◆この記事をきっかけに知らなかった方を知るパターンもある思うので、新たな出会いになることを願いつつ。

◆「気になる!」って言ってもらえることは嬉しいはずなので、他の出店者さんへのエールになることを願いつつ。

それではGO!!!



スーパー西富さん【E-34】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/E/34

よろしくお願いします。

Webカタログより

紹介シンプルすぎ。ここ実はせきしろさんのブースなんですよ。気抜いたら見落としちゃう。危ない。自由律俳句結社誌が出るとのことなので気になる。


AHIRU LIFE.さん【F-60】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/F/60

『黄色と白の、言葉のない世界 ユーモアがあればそれだけで幸せ』 人みたいなアヒルの、台詞のないサイレントストーリー。疲れた現代人の心をふっと軽くしてくれるようなユーモアあふれる短編集。各巻末には描き下ろし作品も収録。

Webカタログより

シンプルでオシャレ。それでいて愛らしい。こういうの好きです。かなり気になる。



途中さん【L-06】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/L/6

大きな影響を受けた高校時代の彼氏を当時と現在の視点からA面とB面に分けて描いたエッセイ(新刊)と、昨年4月〜12月の激動の日記(新刊254P)、子どもを持つこと持たないことについて考えたエッセイ(既刊)を持っていきます。お気軽にお越しください!

Webカタログより

自分の感情と向き合って丁寧に言葉にしていく途中さん。カルチャーについての記録も書いてるという日記が気になる。



Re:Sさん【L-19】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/L/19

「Re:Standard」を旗印に2006年から本作りを続けています。雑誌『Re:S』『のんびり』、書籍『ニッポンの嵐』『みやぎから、』などの編集のほか、代表・藤本智士の自著に『魔法をかける編集』など。今回はRe:S編集者、藤本智士と山口はるか、それぞれの一般流通していない限定ZINEを販売します。

Webカタログより

作者は藤本智士さん。
正直中身はよくわかってません。
表紙のデザインとタイトルにりすが隠れてるのに一目惚れ。きっと優しい本なんだろう。



sunokko designさん【L-21】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/L/21

アルパカがまだ日本に居ない頃からのアルパカ好きデザイナーです。飼育員さん並みに毎日アルパカのことを考えて暮らしています。アルパカ偏愛エッセイやイラストZINE、車中泊アルパカ旅本を販売します。普段はアルパカのいる施設で販売してもらっています。新刊は我が家の3匹の黒猫と暮らすネコエッセイです。

Webカタログより

作者は、なめみそさん。
猫との暮らしエッセイが気になる。うちにも猫がいるので他の人の猫エッセイに興味津々。イラストもかわいい。


だまこなべこさん【L-22】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/L/22

秋田出身の秋田好きっこ。秋田のと地域の郷土料理「だまこなべ」についてなど、好きなものを写真・イラストでまとめた冊子を販売します。他にも暮らしや好きなモノに関するエッセイ、本屋さんで働いていたときの「あるある」や愉快な日常を綴ったエッセイなどもあり。

Webカタログより

作者はこたまごさん。
実は前回も気になる本に挙げさせてもらった。が、買えてない。今度こそ。本やさんで働いていた時のことをまとめたエッセイが気になる。



ねぎとろ丼さん【M-20】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/M/20

でっかい川のある街で働きながらエッセイを書いている30代の女性です。暮らしを書くのではなく、書かずにいられない暮らしを目指して。新刊の日記本、既刊の食エッセイ、子どもを持つかどうかを真剣に考えて書いたエッセイの計3冊で参加します!

Webカタログより

作者は鮎川まきさん。
前回購入した子どもを持つことについてのエッセイがおもしろかった。今回は初の日記本ということで気になってます。文章が上手いの尊敬する。



岡田悠・しりひとみさん【M-33】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/M/33

ライターの岡田悠としりひとみのブースです!岡田悠は、Podcastで作った本を持っていきます。しりひとみは、今回もwebに書いたら人生終わる本だけを扱います。

Webカタログより

しりひとみさんが気になる。
言わずとしれたユーモア文章クリエイターのしりさん。過去の怒りを今、言葉にして発散するという内容。普通、怒りって時が経つと消えていかないか…?普通と逆。これこそ個性だ。過去の材料をどう料理してくれるのか。


あやめしさん【M-61】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/M/61

noteで6年以上毎日書き続けている、日々のなんでもないあれこれの記録、考えたことや感じたことを1冊の本にまとめたエッセイ集『そんなわけで、今日もおつかれさまでした。』、子育て短歌&エッセイ集『だいじょうぶだよ』、新刊の日記本『そんな日もある。』の3点を出品します。

Webカタログより

note毎日更新2200日(現在進行形)。エグい。
どんなストイックな戦士かと思ったらご本人はほわーんとしたお人柄。温かい気持ちになれる文章たち。内容はもちろん、毎回製本のレベルが上がってるのがすごい。


中前とべっくやさん【O-08】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/O/8

エッセイスト中前結花の初ZINE『ドロップぽろぽろ』、編集者べっくやちひろの新作ZINE『木漏れ日と胃カメラ』を販売します。

Webカタログより

べっくやさんの本のテーマが35歳から始まった「大人第二章」。自分もまさにその年代だから気になる。あとシンプルに中前さんのエッセイ集も気になる。



おくまほんさん【O-10】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/O/10

奥村真帆のエッセイ&短歌集『なんでそんなこと急に言うん?』とイラスト栞セット4種を販売します。著者の大切な記憶や笑い話を詰め込んだ一冊、ぜひお手に取っていただけるとうれしいです。

Webカタログより

作者は奥村真帆さん。
キャッチコピーがわかりやすくていい。
笑えるエッセイが好きなので気になる。
あと短歌とエッセイどっちも楽しめるお得感。



ラジオネーム:パラダイス楽園さん【O-64】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/O/64

【ハガキ職人、本書きました】ラジオネーム:パラダイス楽園。テレビ、お笑い、プロレス、ももクロを愛する身長190センチの31歳メンズ。「お前、めんどくさいな」と言われると喜びます。ひねくれたエッセイ&「こんな人いるよな〜」というクスッと笑えるネタ本を出します!よろしくお願いいたします!!

Webカタログより

ひねくれユーモア男、パラダイス楽園さん。
ニヤニヤしながら読める文章。思考や言動にクセがあっておもしろい。めんどくさくて変な人!(褒め言葉)


福本カズヤ【P-26】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/P/26

読むのも書くのも大好き自称エッセイマニアが筆をとります。日常をおもしろがるのが得意な30代男性。人生のテーマは【愛とユーモア】

Webカタログより

エッセイ5種類持っていきます。
お好きなものが見つかりますように。



座布団と黒猫さん【P-28】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/P/28

Xで1万いいね獲得した旅のエッセイ『通勤定期券内のホテルに泊まる』と落語家と結婚した日々の日記・エッセイ本『てんしき日記』

Webカタログより

作者はゆかさん。
旅の様子をXでポストしてみるみるバズっていく様を見てました。本になったらまた味わいが変わりそう。でも実は日記の方が気になる。


第三ポンプさん【T-1】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/T/1

海外SF小説に救われて、なんとかここまでやってきました。普段はYouTubeで本の感想をあげています。

Webカタログより

前回文学フリマ東京でたまたまブースが近かったんですがとんでもねぇ行列ができてました。それ以来、気になってます。


百万年書房さん【U-03】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/U/3

売れる売れない二の次で かっこのよろしい本つくり 読んでもらえりゃ万々歳 そんな私は傾奇者 人呼んで百万年書房と発しやす

Webカタログより

生前弔辞集って。企画としておもしろい。これが成立するのは代表の北尾さんの人柄のおかげ。気になる。



岡本真帆のエッセイと短歌さん【U-16】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/U/16

歌人の岡本真帆です。ごく個人的なことを書いたエッセイ本『反復横跳びの日々』を頒布します。第一歌集、第二歌集も販売します。

Webカタログより

今回はエッセイがメイン。短歌はもちろん読んだことあるけどエッセイもきっとおもしろい。二点を行き来することを『反復横跳び』と表現するあたりまほぴさんのかわいらしさが出てる。


第一芸人文芸部さん【は-17】

https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/%E3%81%AF/17

ピース・又吉が率いる文学好き芸人の集い。創設メンバーのピストジャム、ファビアンが制作した「俺の推し本。マガジン Vol.1」を先行発売する。「第一芸人文芸部」の創刊準備号と創刊準備二号」、ピストジャムのエッセイ「こんなにバイトして芸人つづけなあかんか」、ファビアンの「きょうも芸の夢をみる」も販売。

Webカタログより

推し本を紹介する本が気になる。文章を読んで楽しんで、さらに新しい本も知れるのでお得感がすごそう。YouTubeもおもろいです。



書き終わった。
(見やすさを意識してるので結構時間がかかる。いっつも直前になっちゃう…。)

あなたの気になる本が増えたら嬉しいです。
そしてその中に私が入れたらもっと嬉しいです。

今回持っていく本はこちらにまとめてますのでよかったらご覧ください!

立ち読みだけでも大大歓迎でございます!!
よろしくお願いします。


文学フリマ奮闘記も書いてます。よかったらどうぞ。


ではみなさん体調に気をつけて。
文学フリマ東京を楽しみましょうね!

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福本カズヤ|noteの社員になりたい日記
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