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映画記録①『彼女がその名を知らない鳥たち』

平日1本は映画をみたいなと思っていて、
昨日、『彼女がその名を知らない鳥たち』を鑑賞。
本物の愛と借り物の愛の違いが明確に説明されているお話です。
最初は不穏of不穏で濡れ場多すぎて脱落しそうになったけど、
予想していた結果と違って、後半ボロ泣きでした。

このラストは、あなたの恋愛観を変える

究極の愛と原作や映画でも謳われているけども、無償の愛だなあと感じた。
無償の愛って見返りなんて求めないで、与える愛だからなあ。
その上、相手のダメな部分までも全部吸収して受け入れているというか。
相手を幸せにしたい気持ちが相当ないと耐えられないでしょ。
人間見返り求めたくなっちゃうから、相当すごかった。怖いぐらいに。

あとね、愛がある相手とは食事のシーンが多かった。
ただ自分の孤独を埋めるための欲だけで動いている相手とは、
食事のシーンが一切なかったんだよね。
だから、ごはんを食べる相手と愛ってつながっているよねって。
欲だけでつなぎ止められている相手とは食事を共にする時間って究極必要ないもんな。
不倫とか浮気とかって相手の悪い部分みなくて済むから楽しいんだなって。
略奪愛とか否定するわけではないけど、私は一緒になれたとて、結局は同じことされるかなって
不安があるから、本気になることはないかな。

そんなかんやで、おそらく気持ち悪いとか思う人もいるだろうから、
大きい声でおすすめはできないけど、私はこの映画に出会えてよかった。
無償の愛をくれる人、失ってからじゃ遅いからちゃんと気付けますように。

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