夫の事が大嫌い→大好きになる感謝のしかたを見つけました
こんにちは!福みゆです。
今日は、夫が大嫌い→大好きに変わった時にやっていた感謝のしかたについて書いていきたいと思います。
感謝のしかたってなんやねん。
感謝にやりかたがあるんかい!というひとりツッコミはこのくらいにして、本題に入りたいと思います。
私は新婚当初から、会話をする度「他人に対する旦那サマの態度と私に対する旦那サマの態度が違いすぎる!!」と嫌悪感を抱く事が沢山ありました。
「旦那サマって私に文句しか言わないよね…」そう思うと頭のなかは「自分はダメな妻だ」というイメージでいっぱいになりました。
旦那サマにお姫様扱いされる様なラブラブな結婚生活を夢見ていた私は落ち込む日々でした。
「私はもう愛されていないのかも」
「できちゃった結婚だからもう飽きられたのかも」
そう思うと絶望的になり、何度も結婚生活を辞めたくなりました。
しかし実際に結婚生活を辞められる人なんて経済的に裕福だったり、まだ子どもがいない人だけ。
どう動いても自分が不利になる状況で、愛情を感じられない相手と一緒に過ごすのは辛いものがあります。
それでも何とかもがいてみて見つけた答えは
「自分のものの見方を変えて」
「すでにある幸せに気づく事」 でした。
もし私がこの事に気づけなかったら、一生お互いの悪いところをいがみ合って分かり合えない夫婦でいたかもしれません。
今ある幸せに気づくためにできる簡単なワークについてもご紹介したいと思いますので、良かったら読んで行って下さると嬉しいです♪
やってあげた事には感謝されず、できなかった事ばかり指摘される…
毎日ご飯が出てくる事が当たり前と思っているのか?
旦那サマから「美味しい」という一言を聞いた事がない。
そのかわりまずかった時だけ文句を言われる…
毎日洗濯してるけど、「ありがとう」って言われた事ない。
なのに、生理痛で動けず洗濯が滞った時だけ「俺のパンツないんやけど」と言われる…
え、「いつも洗濯してくれてありがとう」は?
私、生理痛でHPゼロのひんし状態なんですけど?
優しい言葉とかないの?
「やってあげた事」には普段から全く感謝されないのはどうして?
なんで「できなかった時」に文句ばっかり言われないといけないの?
もともとぬるいラーメン状態だった旦那サマへの愛情の温度がどんどん冷めていき冷やし中華になっていきました。
旦那サマへの感情は「大嫌い」を通り越して「どうでもいい」の一歩手前。
極めつけの会話がこうでした。
旦那サマ「ティッシュ取って」
私「はいどうぞ」
旦那サマ「…(黙って受け取る)」
私「ありがとう言えや!!」
ティッシュ取ってあげたくらいで感謝を要求するのも「当時の自分、ちっちゃいなー」と思いますが、あまりにも「ありがとう」を言ってもらえない私は旦那様の気持ちが離れていってしまったように感じて危機感を感じていたのです。
「感謝もできない旦那サマじゃこの先2人の未来はないかも…」と。
旦那サマの態度にしびれを切らした私がどうしてありがとう言わないの?と聞いたところ
「要求されると言いたくなくなる。ありがとうって思った時に自分から自然に言いたい」との事でした。
確かにその気持ちはわかる…けど、どうしたら自然に「ありがとう」って思ってくれるのよ!?
やってあげた事には感謝されず、できなかった事ばかり指摘されるなんてつらい。やってあげた事には感謝されないのに……ん?
私って、旦那サマがやってくれた事にちゃんと感謝してるっけ?
そうなんです。
「やってあげた事には感謝されず、できなかった事ばかり指摘される」
これって、気付かないうちに自分も同じ事をしてしまっていたのです。
毎週ゴミ出しをしてくれる事。
平日は毎日働いてきてくれる事。
毎月お給料日には生活費を渡してくれる事。
家族で生活をしていくために必要な事なのだから感謝されなくても当然それくらいしてくれるべき。と思ってしまえばそれまでです。
しかし、「感謝」という行為を自分はできていないのに相手に要求するのもおかしな話。
それは小銭のたんまり貯まった牛乳瓶を抱っこしながら、目の前を通った人に「お金ちょうだい」って言っているようなもの。
それからは気づいた時に積極的に「ありがとう」を伝える事にしました。
しかし、いざ旦那サマに「ありがとう」と伝えようとすると、すごく言いづらいと感じている自分がいました。
感謝の気持ちを伝えようとすると照れてしまうというのもありますが、それ以前の原因は「言い慣れていないから」でした。
今まで自分がどれだけ感謝の気持ちを伝えられていなかったかを痛いほど実感しました。
幸せ=夫がすでにしてくれている事
突然ですが、ここでちょっとあなたの今の生活スタイルについてお聞きしたいと思います。
下の図は「マズローの欲求5段階説」といわれるものです。
アメリカの心理学者「アブラハム・マズロー」が発表した、人ならみんな持っている欲求を5つに階層化したもの。
1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表している。
あなたの欲求は現在どこまで満たされているでしょうか?
毎日ご飯を食べる事ができていますか?
清潔なトイレで用を足すことが出来ていますか?
屋根があり鍵をかけられる家に住んでいますか?
必要であればいつでも病院にかかる事ができますか?
生理的欲求~所属と愛の欲求の段階までは、足りないと不満を感じます。
しかし逆に足りていてもそれが当然と思ってしまうという特徴がこの段階にはあります。
SNSでいいね!がもらえた時は嬉しいけど、もらえなくてもそこまで不満を感じない。
でも夫が共感してくれなかったり優しい言葉がないと、なんで?って思う事ありませんか?
実はこれが、当たり前の事に感謝するのが難しいという要因に繋がるのです。
当たり前と思っている事の中には感謝できる事が溢れています。
旦那サマのいいところをノートに100個書く
「当たり前の事に感謝する」の大切さを実感したら、そこからもう一歩レベルアップしませんか?
見出しにはノートと書きましたが、この際メモでも裏紙でもいいので用意してください。
そこにパートナーの良いところを100個書くんです。
「100個も書けない」という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です。
「100個書く」という気持ちで書くのが大事なんです。
私は家にあった使っていないメモ帳を使いました。
100を目指して書いていきましたが、何とか60個までは絞り出しました。
常にパートナーに対して目がハートマークになっているような状態だと100個はけっこうすんなりいけます。
でも、たまに目が逆三角になったりしているような状態だと難しい。
そうなると100個書くために「長所に値する事柄のレベル」をかなり下げる事になります。
「生きている」とか「ご飯を残さない」とか。
短所と思っていた点を逆の視点から見て無理やり長所にする必要も出てきます。
「人の意見を受け入れない」⇔「自分軸がブレない」というふうに。
幸せは、もうある。
そしてこれを書いているうちに、今まで当たり前に思っていたことが当たり前ではなかったことに気づきました。
旦那サマがいるからこそ、私は専業主婦ができていた。(当時)
旦那サマがいるからこそ、私は不自由ない生活ができている。
それこそがすでにある幸せなのでした。
この事に気づけたら、
「旦那サマが今この世に生きているだけで喜ぶべき事なんだ!」
そう思えました。
「ありがとう」って自然とたくさん言えるようになりました。
「旦那サマが生きているだけで喜び」なので、パートナーの態度がどうあろうと気にならなくなります。
そんな心持ちで毎日過ごしていたら、旦那サマの方から、照れくさそうに「さんきゅ」と言ってくれるようになりました。
旦那サマが改心して、優しい言葉をかけてくれるようになれば私達の夫婦関係はよくなると思っていた。
でも、「相手発」じゃなくて「自分発」で幸せ夫婦になれるんだということをこの事から学びました。
今はちょっと寂しい思いをしているかもしれない。
でも、あなたが発したありがとうはかならず帰ってきます。
そしてあなたの大切な日に、こんな素敵な一冊をプレゼントしてみてもいいかも。
私の知るラブラブ夫婦は高確率でこれをプレゼントし合ってます。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました!