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中道を生きる

中道という言葉を学んだ。
仏教の言葉で、ものごとを偏見なくありのままに見たり、偏りなくバランスよく物事に取り組む在り方を説いた言葉らしい。

ブッダは弟子でストイックに自分を追い込むものの、悟りのひらけない弟子に対して琴を例にしてアドバイスしたという。

「琴の弦が強く張られているときよい音は出るだろうか?」
「琴の弦が緩く張られているときよい音が出るだろうか?」

強くもなく緩くもなく、ほどよく張られた弦だから良い音が出るのである。
修行も同じで精進を進める事は大切だが、あまりにも過酷な修行に身をおいてしまうと心がたかぶり休まる事がない。修行が楽過ぎれば、怠惰の心が沸いて来て修行にならない。
と説いたのである。
その後、その教えにより弟子は無事、悟りをひらく事ができたという。

私はこの言葉を学び、

自分にとって心地よい努力を続けること

が大切なのだと改めて感じた。
自分が心地よいと感じるポイントは人それぞれである。
心地よくマイペースに続けることが大切なのである


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