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書見台のすすめ

本を読むとき、大活躍してくれるのが書見台です。
見出し画像の書見台はむかし実家の親をそそのかし、通販で買ってもらったものですが、もう20年くらい愛用しています。


書見台を使うメリット

眼が疲れない

本を水平に置いて読むと、意外とページの上下で眼との距離に差があって、焦点を合わせるのに疲れます。
(下のほうが近く、上が遠くなるわけですね)
書見台に立てることによって眼との距離を適切に保つことができるので、眼の疲れ方が全然違います。
固定されているので、手で持ったときのようなブレがないのもいいところです。

手も疲れない

手で本を立てて持ったり、ページが閉じないようにギュッと押さえているのって、けっこう疲れませんか。
(私など握力が弱いので、厚くて重い本だと手がつりそうになったりします…)
書見台を使えばその点ラクです。
両手が空くので、読書しながらお茶を飲んでお菓子をつまんだり、メモを取ったり、同時並行でPC作業したりが優雅にできます。
(写真の書見台はページ押さえ用のクリップが付属していますが、あまり厚い本だと挟めないので文鎮なども使っています)


ページを開いたところ。
『不思議の国のアリス』で大好きなドードーの場面です。

姿勢が良くなる

私は読書しているとつい猫背になったり、うつむいて首が痛くなったりしやすいのですが、書見台を使うとスッと背筋が伸びます。
あとなんとなく「本を読むぞ!」という気合が入るような気もしますね。

本も傷まない

手で押さえているとページに相当な負荷がかかってノド部分が割れてしまうことがありますし、手汗も気になります。
斜めに置くことで重力が均等にかかるので、重い本の端がつぶれてしまうのも防げます。

積読よりも…

「今すぐは読めないけどそのうち読もう!」という本も積んでおくと忘れてしまいがちです。
書見台に立てておけば「家庭内展示コーナー」状態になり、目に入ります。
素敵な表紙の本だと気分も上がりますよね。
私は図書館で借りた本を返却期限内に忘れず読みきるよう、書見台に置いています。

まとめ

書見台があることで「厚くて重い本」を読むハードルがすごく下がりました。

「わざわざ買うのはどうも…」という人は、ダンボール紙を折って三角柱にしたものでも代用できます。

本格的に自作する人もいますね。


本だけでなく、スマホやタブレットを置いたり、時計やアクセサリーを掛けたり、要返信のハガキや封筒を立てておいたり、家族へのメッセージボードにしたり、絵を飾ったりと多方面で大活躍します。

図書館でも展示用品として欠かせない存在です。

とにかく書見台、おすすめです。



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