幸せの実証実験

実は最近、どうもやる気がでない。

仕事はなんとか頑張れているけれど（自分の基準では）、プライベートでいまひとつ積極的に行動できない。

ここ数ヶ月で立てていた「こんな自分になれたらいいな」という目標を、ある程度は叶えられたからだ。

といっても、完璧な人間になれたわけではなく、何かを克服したわけでもなく“自分を受け入れた”に近いかもしれない。

わたしは自分を変えたかった。

だから、ここ数ヶ月間は「昨日より今日、今日より明日。1ミリでも自分のことを好きになれるように努力しよう」と、行動してきた。

そのせいか、常になにか新しい挑戦をしなければいけない、成長しなければいけないという呪縛を自分にかけてきたのかもしれない。

でも変わらない日々、何もない日々も愛しいものだな、と空を見て思った。

バス停の夕焼け

駅から見た月

そして、リモートワークをしているのもあり、最近は空をあまり見てなかったことに気がついた。

自分が変われても、変われていなくても、空はいつも変わらずそこに広がっている。

最近どことなく疲れを感じていて「とにかく綺麗な夕日が見たい」なんて思っていたけれど、見上げればすぐそこにあったんだな。

変わらない自分も愛していこう、と思った。後退は少なくともしていないので、たまにはこれでいいのかな。

見過ごしてしまいがちだけれど
、私たちは当たり前の小さな幸せを見つけられる力を持ってると思う。見聞きしたら思わず笑顔になるような。

自分はどんなときに幸せになる？

どんなことがあると嬉しい？

走りすぎたら、たまには心の声を聞きながら、のんびり過ごしてもいいのかもしれない。

自分の幸せを、丁寧に検証していこう。