わたしの一冊 78 ふくのしおり 2024年8月4日 20:29 【百年の藍】筆者 増山実発行 株式会社小学館つなぐジーンズに懸けた人々の百年にわたる物語。鶴来恭蔵は、故郷の岡山県児島から浅草に来ていた。車夫の政次のアドバイスにより、憧れの竹久夢二に奇跡的に会うことができた。しかし翌日の大正十二年九月一日、関東大震災に遭遇。親を亡くした娘りょう、政次とでしばらく避難生活をしていた。りょうと児島に戻るという時に、政次からアメリカの救援物資にあったズボンを受け取る。生まれつき色覚に異常があった恭蔵だがズボンの藍色に魅せられ、国産ジーンズを作りたいと考えるようになる。 時代は進み、日本は太平洋戦争に突入し、鶴来家もその大きな波に巻き込まれた。 戦後、世の中が激動する中で鶴来の会社を支えたのは、りょうだった。そして、彼女も日本でジーンズを作るという恭蔵の夢を忘れてはいなかった。ある日、鶴来の家をひとりの男が訪ねてきた。恭蔵の思いは、途切れることなく繋がっていた――。株式会社小学館書籍内容紹介よりご閲覧くださりありがとうございます!つながる強さを感じますねわたしの一冊があなたの一冊へ紡ぐことができたら嬉しいです! ダウンロード copy #小説 #読書 #本 #感想 #私の本棚 #ジーンズ #うた #つなぐ #一冊 #増山実 #百年の藍 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート