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『HSP』だと気づいたはなし
気づいたら何ヶ月も書かないままでした。
あけましておめでとうございました。
今年もゆるくやっていきます。
よろしくお願いいたします。
今回は「じぶんのはなし」をしようと思います。
「じぶんのはなし」と言っても大したことはありません。
私はどうやら『HSP』だ、ということと、今の心境をを書いていくだけです。
気づいた経緯
実は昨年の秋くらいから「どうしてだろう」と思うことが増えました。
他の人は普通なのに私だけ受け入れられないものがありました。
昨年の秋から冬にかけて新卒の男の子と新卒5年目の女性と一緒に仕事をすることになりました。
新卒の男の子は気遣いも配慮もない、よく言えば素直、悪く言えば舐めてる後輩です。
新卒5年目の女性は休職明けで、すぐ「分からない、どうしたらいいのか」と聞いてくる方でした。
そしていつの間にか2人をまとめる役割になっていました。
ねぇ、私、キャリア1年経ってないんだけど。
ねぇ、どうしてこんなことになっているの。
2人に毎日何をお願いするのかを考え、上司に報告し、時には上司から「ありがたいお話」を聞く毎日でした。
正直毎日苦しかったです。
頭も使うし、気もいつも以上に使う。
上司の期待にも応えたいけど、毎日ギリギリで生きている。
他の人は普通にやっていることをどうして私は必要以上に気を使ってしまうの。
弱音や愚痴は吐いていたけれど、結局気持ちに折り合いつけるのは自分。
あぁ、生きづらい。
多分ここの人達はこの気持ち、分からないだろう。
しんどい。
でも仕事しなければならない。
責任は果たさなければならない。
ようやく見つけた、「これだよ」
その仕事は何とかやり遂げ、この生きづらさに言葉を付けたかった私はSNSやGoogle先生の検索機能で調べてみました。
「ああ、これか。多分これだ。」
5人に1人はそうだという性質、『HSP』
多分私はめちゃくちゃ重いわけではない。
でも軽くはない。
多分真ん中くらい。
必要以上に気を使いすぎて、頭がすごく疲れていた日々。
頭の回転が追いつかなくて、ちゃんとした答えを言いたくて、考えていたけど、それが「遅い、理解していない」と言われていた日々。
本当は大丈夫じゃないけど、大丈夫だってはったりを続けていた日々。
本当は言われて傷ついたり悲しいのに、何も言い返せなかったあの時、結局ヘラヘラしていた時もあった。
他人の気持ちが流れ込むように分かってしまう時、寄り添えるという長所がありながら恋愛ではしんどかった。
芸術、特に音楽、特に自分が好きな音楽や綺麗な音楽に惹かれた時。
雑音が嫌すぎて自分の好きな音楽で自分の頭を満たしていた時。
みんなといるのも楽しいけど、1人でいるのも好き。
1人の時間がとても大切。
体力以上に気力が削がれてしまって「どうして」と悩んだ日々。
毎日止まらない脳内反省会
相性の悪い人と一緒に物事を進めると、高確率で力が出せなくなる、萎縮する。
これらが全て『HSP』から来るものと知った時、少しだけ安堵しました。
「私は変じゃなかった、これは私の特性で個性だ」
『HSP』は環境に左右されやすいみたいで、そう考えると今の会社は『HSP』には辛いのかもしれないと思ってしまいました。
この『HSP』を生かすも殺すも要は自分次第ってことです。
先輩からは「生まれ変わるつもりでいないとダメだよ」と言われました。
でも私は生まれ変わるのをやめました。
「生まれ変わろうとする努力」そのものが私にとってストレスだと分かっているからです。
それよりもどう折り合いをつけるか、明らかに反りが合わない人や理解してもらえない人とどう距離を取って接するのかを考えた方がずっといいと思ったからです。
今の答え
『HSP』に関する本を何冊が読みました。
どれも環境に左右されやすいこと、歯車がばっちり合えば『HSP』という特性が活かされること、そして自分を受け入れること、愛してあげることが書かれていました。
そこで現時点での私の答えは
「好きな物は好きだと言う、大切な人たちは大切だと思うし言う。好きな物や大切な人たちを悪く言ったり笑う人たちとは距離を取る。自分が自分らしくあろうとする、自分が自分でいいんだと思えるようにする、それを肯定し、そして肯定してくれる人たちを今もこれからも大切にする」
です。
今やっている仕事はエベレスト並に難しくて上司(非HSPだし、多分分かり合えない)から怒られる日々で、毎日落ち込み、脳内反省会が止まらず、メンタルが削られていく一方ですが、それでも私は私らしくあるためにどうしたらいいのかを今もこれからも考えようと思います。
それでは。
また心境の変化があったら書きますね。