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家事と育児の分担術〜苦手を補い合う共働き夫婦の5年間〜
私たち夫婦が共働きで子育てを始めて、早いもので5年が経ちました。
しかし、最初の頃はたくさん衝突しました。
衝突を重ねたおかげで、今では余裕を持って育児や家事ができるようになったと感じています。
例えば、第一子が生まれた当初、私が産休中は「働いていないのだから」と家事を全て自分一人で引き受けていました。
正直、時間もありましたし、家事を頑張る自分に少し酔っていた部分もありました。しかし、子供が生まれてからは睡眠不足が続き、メンタルもかなり追い詰められてイライラしていました。
そんな中、夫は以前と変わらない感覚で「ずっと家にいるんだから、今まで通り家事もできるよね」と思っていたようです。悪気はなかったと思いますが、私は限界でした。
そこで私はエクセルで私と夫のタイムスケジュールを作成し、夫は8時間以上の睡眠を確保できているのに対し、私は不定期な睡眠になっていることを示しました。
そして、もし眠れなかった場合、昼寝の時間を確保したいので、いつもより30分だけ早く起きて洗濯物を干してくれないかと交渉しました。
夫は「30分早く起きるくらい、全然いいよ」と快く承諾してくれたので、私は家事の中で一番苦手だった洗濯物干しから解放されました。
それ以降、私は自分が苦手な家事を夫に頼む方法を身につけました。
例えば、子供の歯磨きや着替えを手伝うのがとても苦手です。もともと、他人とペースを合わせる共同作業が苦手だからだと思います。
しかし、子供の保育園の送迎や、子供のための食事作りは苦になりません。
そこで、私は夫に正直に自分の思いを話しました。
「私は保育園の送迎をするから、朝はゆっくりしてもいいよ。その代わりに、私が苦手な歯磨きと着替えをお願いできない?」と提案しました。
すると、夫はまたしても快諾してくれました。
夫にとって、子供のペースに合わせて歯磨きと着替えをすることはそこまで苦ではなかったようです。それよりも、朝早く仕事に行って、さっさと仕事を終わらせたい気持ちが強かったようです。
私たちの利害は一致しました。
自分が苦手な家事や育児を夫にポジションチェンジすることで、私はとてもラクになりました。
もしも、私と夫が同じようなタイプの人間だったらポジションを変えることはできなかったと思います。
夫と私は正反対のタイプなので、少し面倒だなと思うこともありますが、お互いの不得意を補い合えて、本当に助かります。
夫と結婚する前にお付き合いしていた方が、私とタイプが似ていました。好きなことが一緒でとても楽しかったです。一緒に笑い合えるポイントが一緒で、趣味が一緒で、得意なこと不得意なことが一緒だから共感し合える。
ご縁がなくてお別れしてしまったけど、もし彼と結婚して子育てをしていたら。。。夫のように、お互いの不得意を補えるような子育てはできなかったんじゃないかなと思いました。
性格が全然違うことで衝突することもあるけど、不得意を補い合い共同生活をする上では相性が良く効率的かもしれない。
このブログを書くことで、夫への感謝の思いが湧き上がってきたので、今日もありがとうと彼に声かけしたいなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます\(^o^)/