気づかないでと願いながら匂わせる/『クラスで一番可愛い子』を読んで
「どうしてわざわざ匂わせるの!?」
付き合ってることを匂わせることに対して、世間の声はシビアだよなと日々思う。
かくいう私は特殊例。推しが被るのは拒否しておきながら、プライベートでのなにかが発覚したところで、まじでなんとも思わない。(いや、昔は思ってたけど今はまったく)というのも、結局のところ、私は仕事に打ち込んでる彼らが好きなのだ。俳優なら演技をしているところが好きだし、ダンサーならダンスをしている時が好き、アイドルならステージで笑ってる時が好き。だから、極端な話、ステ