小企業のマーケティング思考④

スタンドFMにて音声発信しています。

この内容は音声発信の台本となっています。

https://stand.fm/episodes/609a7364aa63e52049d53f92

テーマ「変化し続けよう」

問題提起

「全く変化していないお店の経営者」

「どう変化していけばいいのか分からないお店の経営者」

目次

①変化を続けよう

②変化をチャンスに変えよう

③「変化していいもの」と「変化してはいけないもの」

④まとめ


①変化を続けよう

今は変化の時代です。社会、顧客、ライバルも絶えず変化していきます。企業は変化を前提にした柔軟な経営が要求され、変化に対応できなければマーケットからの脱落は時間の問題です。

今の消費者はたくさんの商品やサービスに囲まれている為、少し昔に比べ商品やサービスに飽きやすくなっています。顧客を維持するためには変化を続け消費者が「飽きない」ようにすることが重要です。

具体的には

「店頭の変化」「品揃えの変化」「売り場レイアウトの変更」「陳列、ディスプレイの変更」「パッケージデザインの変更」「季節商品の取り扱い」「期間限定商品の拡充」「季節の行事の実施」等を変化させていきましょう。


②変化をチャンスに変える

同じ時間にシャッターを開け、1日を無難に過ごし、同じ時間にシャッターを閉める、ルーティン業務の繰り返し。こういった変化のなさは、消費者の不満となり、他店や他商品への顧客流出を促進する要因になります。

顧客を維持するためには変化のある商品政策や店づくりが不可欠です。

変化がない店舗の例

・1年中「新茶」のポスターが貼ってある茶専門店

・秋になっても「冷やし中華始めました」ののぼりが出ている中華料理店

・1年中クリスマスツリーが飾ってあるイタリア料理店

小回りや融通がききやすく、変化対応力や柔軟性があるのは小企業の強みです。また経営者と現場との距離も近いため決断を早く下せ、ダイナミックに動くこともできます。小企業の方がはるかに変化をチャンスに転換しやすいです。


③「変わるもの」と「変わらないもの」

変化は重要ですがすべてを変えるという話ではありません、バランスが大切です。

変わらないもの

・企業のビジョン(理想像)

・核となる商品やサービス

・戦略

変わるもの

・ビジョンを追求する方法は見直していく

・核となる商品やサービス以外のもの

・戦術(やり方)

④まとめ

・絶えず変化していきましょう

・変化しないものがないと「人を引き付ける事はできない」、変化するものがないと「飽きられてしまいます」。

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