#193 タイトル:旬

岐阜県といえばの食材・料理について調べ始めた今週。といっても親と知り合いの料理人にコンタクトするくらいだが、それでも凝縮された食に関する知に触れることが出来た。
ありきたりなところだと飛騨牛や鮎、ジビエなどがある。飛騨牛については生まれてから18年間、僕の体組織を構成する主養分となってくれた馴染みがありとにかく美味い食材。鮎は日本の、アルプスの水が育む豊かな自然を、そしてそれは人間社会の在り方によってはとてつもなく速いスピードで崩れるものである、と肌感覚で教えてくれながら時折僕の血肉となってくれた少し大人っぽさのある食材。ジビエは肉とは畜産物のみにあらず、生きとし生けるもの全てに肉があり実は人類は地球上の数種類の肉しか食す事が出来ていない。リスが頬に詰め込んだり通学路でよく弾けているどんぐりをはじめとする人類が普段は口にしないような実りによって体組織を構成する動物もいる。と色々な気付きをもたらしてくれる食材。こんな具合で豊かな水による恩恵をフラットに見る楽しさがあることを実感しながら話を聞かせて貰っていた。そのバック(並行)にはスマホ・SNSによる情報の民主化とそれが顕在化するまでのやり方であるローカルのニッチ層による継承(であり見方を変えればグローバル)の恩恵がある。
とまあ現状はなんとかこれくらいの解像度で触れている食材や水について3ヶ月の間でどれだけアマプラ性質に近づきmyニューロンの集合知となるか面白く感じる2022/2/25の23:59は浴槽、歯磨きをしながらぬるま湯から出る直前の僕であった。

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