音が開く原因と改善方法
ビャ〜〜とうるさい
響きが薄っぺらい
音に芯がない
音に輪郭がない
音が不安定
音が柔らかすぎる
チューナーでは合ってるのにピッチが低く聞こえる
音を言葉で表現するのは難しいですが、「音が開いている」とは大体こんな感じではないかと思います。
音の開きを改善するには、気持ちでどうにかするのではなく、物理的なことを変えるのが必要です。
何を変えるかというと「道具と奏法」です。
道具は専門家に選んでもらっていれば、楽器やマウスピースなどが原因になることは少ないです。自分で選ぶリードが原因のことがほとんどです。
レッスンで先生に自分のリードを吹いてもらうのが一番解決が早いのですが、今はご時世的心情的に難しいので、リード探しには時間はかかります。私は生徒さんに色々な音を吹いてもらい、トータルでリードの良し悪しを判断しています。
奏法の面では、これらが過剰だと音は開きます。
・唇で柔らかくリードを押さえている
・息を太く大量に出している
・楽器に息を過剰に吹き込んでいる
・口の中を広く開けている
・力まず楽に吹こうと思いすぎている(「力まず楽に」のベクトルが違っている)
・楽器のいいなり(自分では音を調整しない)
これを改善するのが倍音練習です。
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