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他の先生のレッスンも受けている生徒さんにどう対応するか

一昔前、レッスンは一人の先生から受けるのが普通でした。今より先生が少なかったし、徒弟制度のような関係性が音楽界にも入っていたからかもしれません。

他の先生に習いたい時は内緒で、承諾を得るときは意を決して!なんて状況が多かったと思います。

でも、今はそっちの方が珍しいかもしれません。レッスンを受けていても、部活や楽団に先生がいらっしゃったり、講座や教室も多いので他の先生に習う機会も増えています。

直接習わなくても、あらゆる媒体で専門家が情報を出しています。これらを見ている時点で、他の先生の指導を受けているのと似たことが起こっているのではないでしょうか。

この流れは今後も続いていくでしょう。指導者側もこの流れを認識していかないと、どんどん苦しくなってくると思います。

さて、本題。こういう状況の中でどう対応していくか?です。

指導していると「部活の先生はこう言っていました」「〇〇さんの動画ではこう言っていました」と言われる機会、沢山あります。

自分が教えていることと、一見逆の指導をされていることもあります。ATを取り入れていると尚更です。このような状況に困惑したり対応を誤ったこともありましたが、今はこう言うことにしています。

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心と身体の緊張を解くヒント 演奏を向上させる知識やアイデア アレクサンダーテクニークを使った楽器奏法 クラリネットの奏法、力を発揮できる考えかたや習慣を身につけたい方におすすめです。

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