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12/12グループレッスンご感想(アマチュア演奏家Uさん)

引き続き12/12グループレッスンのご感想です。アマチュア演奏家のUさんからいただきました。

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心の変化が演奏にどう影響するかが
ここまではっきりと現れるなんて
思ってもいなかったので、
色々な実験で見られる音や表現の変化には驚きました。

アンサンブル基礎の基礎では
参加者同士でコツや注意する点について
話し合ったりできて、

その上で「基準音の聴き方」や
「自分が発音するときの準備」など、
沢山の「やってみよう」と思える
チャレンジ材料をいただけました。

また、チューニング時のチューナーの使い方も、
実は勘違いしていた事がわかりました。
次の楽団の練習で実践してみようと思います。

今まで私は
「アンサンブルで吹きはじめの合図を自分が出す」という、
誰でも簡単そうにやっていることが苦手で、
楽団のパート練習や個人のアンサンブルなどで
自分にその役が回ってきた際、内心焦っていました。

今回のグループレッスンでは
「ザッツの出し方」というものは
お互いに意識を向けていれば
最低限の工程でOKだと理解できました。

それと同時に、いかに自分がアンサンブルで
共演者に意識を向けていなかったかも自覚できました。

また「やった感を求めるとやりすぎになる」という
先生の言葉にも納得しました。

自分がついついやっていたのですが、
楽器をブンブン振って「せーの!」で
吹き始めてはその後の音楽が台無しですよね…。

「ザッツの出し方」も
アンサンブルを演奏しながら学べて
とても楽しかったです。

最後に参加者全員で
エルガーの威風堂々を演奏しましたが、
一体感が得られて感動しました。

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全文はこちら。内容をとても詳しく書いてくださいました。

(AT)―――
今回のATグループレッスンでは「心と身体のつながり」についてでしたが、とても興味深い内容でした。
心の変化が演奏にどう影響するかがここまではっきりと現れるなんて思ってもいなかったので、色々な実験で見られる音や表現の変化には驚きました。

その実験とは、各自持ち寄った課題を

(1)普通に演奏

(2)嫌なことを考えたり思い出しながら演奏

(3)2での場面を取り去ってプラスのアドバイスを頂いて演奏。

という3つのパターンで何が起こるかを観察してみることでした。

私は普段練習しているスケールを演奏してみました。

(1)では普通にいつもどおり。とりあえず普段練習してやりたいことは出来たと思いました。

(2)では、先生のアイデアで「苦手な人(演奏にダメ出しをする人物)の前で、絶対に間違えてはいけない状況」を想像しながら演奏。
演奏した感想としては、「肩が急に重く感じて吹きにくくなった」気がしました。聴いてくださった周り方からは「息が入っていない」「高音がきつい音色に変わった」と感想をいただきました。

(3)では、「苦手な人がいなくなって、代わりに仲の良い人や理解のある人の前での演奏」に場面を変えたところ、自分ではそこまで変わった印象はなくて、「(2)よりは自由に吹けたかな?」と思っていましたが、周りの感想では「すごく安心して吹いている様子が聴いていてわかった」との事でした。

他の方の実験でも(2)で

「全員に一挙手一投足見られながら演奏」

「手足が動かせないほど非常に狭い空間で演奏」

「嫌な仕事の事を考えながら演奏」

「本番まであと数分で曲を仕上げなければならない状況で演奏」などの

状況設定がありました。

(3)ではそれらの状況を取り払って演奏、
と聴き比べられました。

結果、「ここまで音や音楽の作り方が変わるのか!?」という驚きの差が生まれました。

また、仮に(2)の状況を心理的に引きずってしまっている状況でも、適切な対処でプラス結果に近づけるということもわかりました。

その後、アンサンブルの楽譜を頂いて、数名ずつ組んで同じ実験をしながらの演奏も体験しました。

私は以前同じ楽団で演奏していた方と組んで二重奏をしましたが、
(2)のプレッシャーを与える状況について、先生が絶妙な状況を提案してくださったのですが、(ここでは詳しくは言えないのですが2人共通で同じ状況が苦手)それがまたクリーンヒットで、吹きにくかっただけではなく、息まで詰まってしまいました。

その後(3)ではお互いを自然に聴けて、とても楽しく演奏できました。周りの方からも「音楽をちゃんと味わって演奏できていた」と感想をいただけました。

他の方3名は三重奏を演奏されていましたが、
(3)の場面では(2)に比べてダイナミクスも適度について音色も華やかに変化して聞こえました。演奏後「とても楽しかった!」と3名ともニコニコしていらしたのが印象的でした。

今回のATグループレッスンではそういった実験によって「心と身体のつながり」について理解が深まった気がします。

「心がそこまで演奏に影響を与えるなんて!」と目からウロコの連続でした。先生が提案してくださった(3)の対処方法や考え方を変える事を普段の演奏にも取り入れようと思いました。

(CLA)――――
今回のクラリネットのグループレッスンでは「アンサンブルの基礎」がテーマでした。

私は吹奏楽の団体に長年所属していますが、アンサンブルで指揮者がいない状況での合わせ方がよくわからず、入りがずれてしまったり、走ってしまったりと苦手意識が強いので、今回もとても楽しみに参加させていただきました。

今回は「チューニングのやり方」と「ザッツの出し方」に特化した内容で、私はどちらも苦手です。

「長年やってきているのにこんな簡単そうなことも出来ない(出来ないとも言いづらい)」といったコンプレックスを解消するチャンスだとも思いました。

チューニングについてのレクチャーでは、「基準音を出す人」と「それに合わせる人」と役割をチェンジしながら、先生から色々教えていただきながら実践していきました。

参加者同士でコツや注意する点について話し合ったりできて、その上で「基準音の聴き方」や「自分が発音するときの準備」など、沢山の「やってみよう」と思えるチャレンジ材料をいただけました。

また、チューニング時のチューナーの使い方も、実は勘違いしていた事がわかりました。次の楽団の練習で実践してみようと思います。

次に「ザッツの出し方」について教えていただきました。今まで私は「アンサンブルで吹きはじめの合図を自分が出す」という、誰でも簡単そうにやっていることが苦手で、楽団のパート練習や個人のアンサンブルなどで自分にその役が回ってきた際、内心焦っていました。

今回のグループレッスンでは「ザッツの出し方」というものはお互いに意識を向けていれば最低限の工程でOKだと理解できました。それと同時に、いかに自分がアンサンブルで共演者に意識を向けていなかったかも自覚できました。

また「やった感を求めるとやりすぎになる」という先生の言葉にも納得しました。自分がついついやっていたのですが、楽器をブンブン振って「せーの!」で吹き始めてはその後の音楽が台無しですよね…。

「ザッツの出し方」もアンサンブルを演奏しながら学べてとても楽しかったです。最後に参加者全員でエルガーの威風堂々を演奏しましたが、一体感が得られて感動しました。

今回のグループレッスンもとても楽しかったです。次のグループレッスンも楽しみです。どうもありがとうございました。

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ありがとうございました!今後の合奏やアンサンブルで実践して変化があるといいですね。また一緒に練習しましょう!

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