トレイルを維持して行く上で大切なこと
逗子界隈のトレイルは色んな人の協力で維持されている。
多彩で多様な活動とグループ
二子山エリアは、二子山山系自然保護協議会に参画する各団体はじめ色んなアクティビティの方たち。
神武寺エリアは、てらまちプロジェクトや神武寺の檀家さんたち。
特定のルートに限らず広く活動しているのは、三浦半島マウンテンバイククラブ、チェンソーチーム、逗子フットパスの会の皆さん。
また、ジュニアトレイルランはじめFUJIO PROJECTを応援してくれる皆さんも時間を割いてトレイルワークに来てくれる。
僕がざっとあげただけでもこれだけあるし、お会いしたことがないけれど他にもトレイル維持に力を割いている人たちはまだまだいる。
なぜって、日々通るトレイルの様子が変わっていることがしばしばあるからわかるのだ。
行政との連携強化の必要性
ハイキングコースを管理する逗子市には僕が代表をするZUSHI TRAIL WORKSから一括して連携団体の活動を報告している。通行困難な場所や状況だったり、作業の報告などだ。
ただし、これには課題がある。
逗子市だけでなく、消防、警察もトレイル関連の活動をしているので業務に支障ない範囲で情報共有や連絡体制を作ることを度々求めているが残念ながら約2年全く進展がない。
例えば崩落のような通行に支障のある事案など、緊急性のある連絡をしてもすぐに反映されない。また、作業情報を共有することで作業における空振りをなくし、手分けして効率良く活動することが重要だと訴えているのだが、なかなか理解してもらえない。日々の活動を通じて、度々この辺りは交渉を続けていこうと思う。
参加の敷居は決して高くない。
逗子市内だけに限定してトレイルを走っていても全てのルートに目が届くわけではないし、回りきれない。
だから、たくさんの人が関わってくれることが重要だ。
トレイルに道標は少ないが、消防看板はたくさんある。
例えば「ふたごやま〇〇」に倒木があって、危ないよ。と教えてもらうだけでも大助かりだ。SNSで注意喚起をしたり、近々走りに行く人がいればその際に対応できるからだ。
もちろん定期的に行っているトレイルワークに参加してくれるのも大歓迎だ。
自分たちが日頃遊んでいるフィールドには実はたくさんの人が関わっていて、いろんな人の思いやりで維持されている。
その事を知ってもらうのが第一歩。
興味を持ってくれたらもう一歩。
誰かにそれを伝えてくれたら、さらにもう一歩。
もし、これを読んで興味を持ってもらえたら一緒にトレイルワークをしましょう。
自分たちが手を入れてフィールドを大切にすることを知ると、を走ったり歩く際にトレイルにもっと愛着が湧くはず。
【今後の予定】
4月〜「逗子ジュニアトレラン部」*参加者募集中!
4/11(日)第6回KANAGAWA Jr TRAILRUN in 逗子・神武寺
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