ジュニアトレイルにおける距離設定について
ジュニアトレイルでは大まかに
未就学(保護者とペア):1km
小学生:1〜3km
中学生、保護者:3~4km
という距離を目安にコース設定をしている。
1つ目の理由
出し惜しみせずに思い切り走ることを子ども時代には体験させたい。
目一杯走ったり、ガムシャラに走るのは子供の長所。
時に失敗もするけれど
後先考えず目の前のことに夢中になることを大切にしたい。
ペース配分などは、その先で少しづつ学んでいけばいいと思っている。
2つ目の理由
持久力より瞬発力を。
スタミナは大人になって走り込んでもある程度はつけることができる。
けれど、
敏捷性や瞬発力などは子どものうちにしっかり身につけるべきだと考えている。
そのためには
ひたすら長く走り続けるより
精一杯走り続けて走りきれるくらいの距離の方が
良いと考えている。
3つ目の理由
陸上競技の成長過程における競技距離設定を参考にしている。
中学生男子ならトラックで3000m,ロードで5000m
中学生女子ならトラックで1500m,ロードで3000m
と成長過程に合わせて距離が設定されている。
もちろん小学生でもスタミナ溢れる子はいるけれど、
全体に当てはまることではない。
長野でのトライ
これらを踏まえた上で、
今週末10/11(日)長野ジュニアトレイルでは小学生以上の距離を5kmに延長、
のはずが台風の影響でコースを短縮変更して開催予定。
当初のコースよりは短くなるが、景色と走りごたえのあるコース。
距離を伸ばしたので誘導スタッフはチョコなどを持ってもらい、
選手は個人の必要に応じて飲み物を持つように推奨した。
見守れる体制を作った上で実施し、
子どもたちがどのように感じるか走った後にぜひ感想を聞いてみたい。
今後、
ジュニアトレイルランがどのようなコース、距離にするか?
大きなヒントになるはずだ。
ジュニアトレイルランの先にあるもの
残念ながら現状では中学生世代になると部活や塾、
出場できるレースがないなどの理由で活躍の場が限定される。
けれど、一歩外を見れば、アメリカではシーズンごとに
取り組むスポーツを変え幾つかのスポーツを行うのは決して珍しいことではない。
であれば、
ジュニアトレイルランではその世代ごとに成長に必要な体験をする機会を
提供することが大切であり、役目なのではないかと考える。
これからも、
なぜジュニアトレイルランに精力的に取り組むのか?
について折に触れて書いていこうと思う。
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