ちびねこは宙を舞う。
ちょっとした間にちまちまと読んでいた「ちびねこ絵本」を読み終えた。
この本は 絵本雑誌「おひさま」に連載されていた大島弓子氏の「ちびねこ」から、作者自らセレクトした70編が収録されている。
とある夫婦に飼われている白い子猫、ちびねこの日常を綴った物語だ。
ある日は家で爪を研ぎ、またある日は野良猫に遊んでもらい、またまたある日は木に登って降りられなくなる…
絵が可愛いだけでなく、猫を飼っているとよくわかる「あるある話」を、まるで本当に猫がそう考えているように描かれており、その姿がとても微笑ましい。
元々「おひさま」のページ数制限によるものだと思われるが、1話4ページで構成されているのも、読みやすくていい。
個人的には、漠然と絵本を描きたいなぁと考え、勉強のために借りたものだが、借りてよかった。
返却期限が来るまで、いくつかお話を読み返していきたいところだ。
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