大人のハイハイ運動(体操)注意
「“ハイハイ運動” をしてから体がおかしくなった」
という来院者の方が、以前 連続して 何人も おられました。
というのは
私は見ていないのですが、
ハイハイ運動が体に良いと、
テレビで放送していたとのことでございまして、
私のところに来院される方は、
自分の身体において意識が高い方ばかりでございますので、
実践された方も多かったのでございましょう。
ということで、
一応!
あえて、ハイハイ運動を、しなければならないというアドバンテージはない
と思いますので「ふじの整体院」では禁止令でございます。
さて、
先程のハイハイ運動をしてから調子が悪くなった(痛み・しびれ)という人達の主訴の部位は
手首、手・指、首、肩、腰、膝
でございます。
ハイハイ運動は、
次のような事項により、
関節や、筋肉、骨を傷めたり、
神経や血管の、圧迫や不良を
起こしたりします。
そして、
これにより痛さやしびれ、その他の様々な症状につながるおそれがございますので、
注意が必要だということなのでございます。
・手首の過伸展および過負荷
・手への過負荷
・首の過伸展および過負荷
・肩への過負荷および過動域
・膝への過負荷
・腰の過伸展、過動域(過側屈等)
など
特に、過負荷、過伸展等の動きが多くございます為、
もし、あまり運動していない人が行う場合には、徐々に行う必要があるのは言うまでもございません。
わざわざ、ハイハイ運動をしなくても、
立位での「伸展屈曲・側屈・回旋」で大丈夫でございますので、
基本的な体操をしっかりと取り組んでくださいませ。
ちなみに、
赤ちゃんのハイハイについては、
意味合いが全く別のもでございますので、本話題外とさせていただきます。
とはいっても、少し、骨格的にだけ言いますと、
赤ちゃんのハイハイの時期は、
人間の骨格ライン、背骨のカーブを
形作る重要な時期ですので、しっかりとなければいけません。
〔おわり〕
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