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~春を想う、春を楽しむ~ 無垢の梅の木の手彫りのマグカップ

やっと梅が咲き始めました。白梅・紅梅のちいさく可憐な花を見かけるたびに
まだまだ花も光も少ないこの時期、ささやかな心の慰めになってくれています。

桜も、そして梅も、その花の色からはとても想像をすることなどできるはずのない
色の木を、その木の皮の中へ包み込んでいます。


甲州小梅の木の手彫りのマグカップ

山の上から丸太をせっせとひとつひとつ腕に抱えては運び、そしてまた
ひとつひとつを車に積んで、里山の木工室の敷地へ運び、それをまた
こつこつと手作りの製材機にひとつひとつ載せては、部材を切り出し
そうしてまた部材を、ひとつひとつこつこつとマグカップへと仕立ててゆく。

まさにてまひまを惜しむことなく手塩に掛けて、そうしてやっとひとつの
マグカップが生まれます。丸太を入手しそれがマグカップに生まれ変わるまでには
およそ2ヶ月の期間を要しています。

春本番前の足踏みのようなこの時期、無垢の木ならではのほっこりとした
木のぬくもりのあるマグカップを両手にそっと包んで、あたたかな飲み物を
しみじみゆっくりとジブンにごちそうをしてみる。そんなひとときはいかが
でしょう? 

縁あった木の中でも群を抜く堅さを誇る、このさきの長年の愛用にもきっと
頼りになる頑丈な梅の木のマグカップ。昨晩から、そっと販売を開始させて
頂いております。どうぞよいご縁がありますように。