【大会まで8日!】オカンが目指す本当の『優勝』とは❓みんなに届けたい「やさしさ」
オカンが目指す
本当の『優勝』とは❓
みんなに届けたい「やさしさ」
〜勝負・比較・優劣〜
まず優勝と聞くと皆さんが思い浮かぶのは、
1位、頂点、誰よりも優れている
こんなイメージかと。
それもそのはず、
語源は四字熟語の「優勝劣敗」
この言葉の意味は見てわかるように、
優れたものが勝ち、
劣ったものが負けるという意味です。
強いものが生き残り、
弱いものは滅びる。
という意味にもなりますね。
優れたものが良いことで、
劣っていることは悪いこと
と思ってしまいがちですが、
これも捉え方ひとつです。
2019年までの私はまさにこの思考。
性格悪い人にしか見えません。
ですが、5年経った今
考え方は変わりました。
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私が思う『優勝』とは❓
まず、「優」の字を分けてみます。
部首が「人偏にんべん」で
旁つくりが「憂ゆう」です。
憂は「憂鬱・憂愁」と
いうときに使う憂ですから、
右側は意外に暗いイメージです。
確かにこの「憂」という字の
成り立ちを調べてみると
『大切な人を亡くして悲しんでたたずむ人の姿』ですが、
その悲しんでたたずんでいる人の横に、
さらに人が寄り添っている形が
「人偏に憂」の「優しい」という字です。
悲しむ人の側そばで、
その人の悲しみに心を痛め、
わが事のように
悲しんであげる心のうちに、
人の「やさしさ、気遣い、
思いやりの深さ」を
感じられるものです。
ようするに「やさしく」て
「すばらしい、優れている」ということ。
なのです。
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続いて「勝」という漢字を。
そもそも「かつ」という意味ではなかったそう。
本来の意味は、
『耐える・良くする・叶う・優れる』
という意味。
部首の「月」は、船の形で、
そこに神様への捧げものを
入れていくことを表していたそう。
「力」は田んぼや畑を耕す道具(鋤・すき)で、
その上の部分は、両手を表し、
両手両腕で耐えてしっかりと持ち上げる、
ということを表しています。
本来の意味は、
『耐える・良くする・叶う・優れる』
という意味が先に考えられ、
後々、勝敗の「勝つ」「打ち負かす」
という意味が加えられたようです。
本当の「勝」は
勝ち負けじゃないんです。
ステージの上でスピーチは
できないけれど、
体の底から溢れ出てくる
エネルギーでみんなに
本当の優勝を魅せます。
参考にさせていただいたのは
「東洋学者」白川静さん
近代まで東洋の共通文化であった漢字の地位を復活させ、東洋を回復することに尽力し、
「衰えている漢字を復活させれば、漢字を使い続けてきた東洋の国ぐにも復活できるはず」と考えた方。
白川先生は文字だけではなく、
その背景や精神も研究した「東洋学者」だったそうです。
元々漢字をバラして意味を辿ることが好きだけど、白川静さんの思いにオカンはグッときました!今この時代に生きててよかった〜!
8月3日 東京選手権
1部:ビキニフィットネス、メンズフィジーク、フィットモデル
午前中に出番です!
9月1日 オールジャパン
2024年7月26日 藤野真奈美
オカン汁情報はここ
https://www.instagram.com/detoxokanjiru2024/