【室井慎次〜敗れざるもの〜】映画鑑賞レポ&考察①
※ネタバレはあります。ご注意ください。
室井慎次〜敗れざるもの〜を観るために
ドラマから劇場版すべて、見返したこの頃。
見返しておいて良かった！
過去作の話もスピンオフも要所要所に出てくるから
見てなかったら分からないところもあるかも。
今作では、私は「継承」というキーワードが浮かんでいて。
ところどころで感じた、継承のポイントをまとめてみました
①信念の継承
劇中で「あの男(青島)との約束を果たせなかった」
「俺は負け犬だ」と、嘆く室井さん。
そう簡単には変えられない
大きな組織のリアルを感じました。
ただ、信念って生き続けるんですよね
誰よりも信念が強い青島は、常々、自分の信念をしつこいくらいに言葉で発し、周りに影響させていってました。
確固たる信念を持つ人は、しつこい！
しつこいから耳に残るし
だんだん、周りも影響されていく。
そして、いつのまにか共感されたり応援されたり
一緒にそれを叶えようという人もあらわれる
その、一番の共感者でもあり、応援者でもあり
一緒に成し遂げようと賛同したのが室井さんだったわけで。
室井さん本人は、それが叶わなかったと嘆いていたけど
後輩たちが、その信念を受け継いでいってる。
緒形だって、青島や室井に憧れていた一人だし
青島を思い出すような、人懐っこい系の桜刑事も
その一人なのかな、と推測。。。
あと、家族となった"タカ"が
室井さんに憧れて警察を目指すのでは？！って思ってるけど
そこはどうなんだろう〜〜？？
路線としては、あり得るかな〜。
彼女？が、仙台の大学に行くみたいだし
室井さんの出身大学、東北大学に通う可能性も？！
・・・なんてな・・・。
②DNAの継承
言うまでもなく、日向真奈美の娘、杏。
劇場版の第一作目を彷彿とさせる
首をかしげたときの表情がそっくり！
どういう育ち方をして
本当はどんな人間なのか
まだまだわからないけど
容姿は確実に受け継いでいる
意志も受け継いでたら大変だ。
そこはわからないけど
性質は受け継いでるよなあ、と感じる演出だったよね。
サイコパスっぽいところとか。
そこんとこ、詳しくは後半ですよね。
③家族の継承
被害者の子供、加害者の子供の里親になった室井さん。
家族というコミュニティを引き継いで親になった。
そういえば、雪乃さんも被害者家族よね
心を塞いでいる雪乃さんに、容赦無く踏み込んでいった
過去の室井さんと
お母さんを亡くしたタカの気持ちも考えず
ズカズカと踏み込んでくる若い弁護士の姿が重なりました
親代わりとして、タカを守る室井さんがカッコよかった。
育ての親として、大人としての背中を見せたね。立派な親だよ（ ; ; ）
④作品の継承
踊る〜は、スタッフもキャストも、みんな大好きよね〜
織田裕二は離れてしまってるみたいだけど・・・
ギバちゃんが踊るを愛して
また作品を繋いでくれて
それだけでわたしは感激です。
本当にありがとう。
スタッフのみなさんもありがとう。
ただそれだけ。笑
⑤ノウハウの継承
これは、Tverの７分くらいの特集で見たやつです。
ギバちゃんが、自身のノウハウを若い俳優に演技指導をしているそうで
ここでも受け継いでいくものがあるんだなあと
じわじわ感動してました。
↓ぜひ観てみて
「受け継ぐ」というキーワード、あなたはいかがでしたかー？？
まぁ、他にも色々言いたいことはある。
サントラ♪G-Grooveはやっぱりかっこいー！！！！
室井さん、普段は農作業の服やけど
裁判所の時だけビシッとスーツ！！！
そこで、G-Grooveはカッコ良すぎるやん？？？！！
あと、室井さんの優しい姿がたくさん見れて
なんかこっちが照れ臭いやらなんやら
目尻が下がって、口角も少し上がってた
こどもたちに接する顔が優しい。
ひたすら、こどもたちのことばっかり
考えて生きてはるんやなあ。泣ける。
そして、ひたすらに矢本悠馬くんが
キャッキャしてて面白かったよ
長くなったので
あともう１記事くらい書くかな〜。
後半は11月15日公開！
公開日に行けるかなあ・・・行きたいなあ・・・