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ニャー

引き続き、空き時間活用として情報の棚卸し中。
前回は「ネクトン」という自社運営のコワーキングスペースのネーミングの源泉を書き留めたメモを載せたけれど、今回は懐かしのmixiに書いていた日記に手をつけた。一部、当時の内容を残したまま転載していくことにする。

(2010年12月18日22:38 mixi日記からの転載)

ノルウェー語には”はい”と”いいえ”の中間の言葉があって、『ニャー(さあどっちだろうね)』っていうんだ(twitterのRTより@TATSUROCKさんの言葉)

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急遽月曜日に提出せねばならないプレゼン資料を作りながら、気分転換のmixi日記。明日は朝から深夜まで渋谷で研修なので、今夜しか時間がないのよね…。知恵と知識を振り絞りながら、2011年度を食いつなぐためのアイディアを紡ぐ。より面白く、より興味深く。

近況。フジマニ配布がほぼ90%終了。月に一度の肉体労働は辛いけれど大好き。今回はBGMにPerfumeを流しながら、ナチュラルに恋してとlove the worldと不自然なガールがヘビーローテーション。『君は人気者だし~』のくだりが好きで、一回気に入ると20回くらいリピートで聞いちゃう。思えば付き合わされた助手席のスタッフ、イケガミくんが不憫だったか。

そして今はといえば、サントリーオールドのCMソングで有名な「夜が来る」のいろんなバージョンをメドレーで流しながらの作業。恋は遠い日の花火ではない。そんな名作コピーを作ったサン・アドの小野田隆雄先生。お元気だろうか。広告学校時代にいつも照れながら、なかなかみんなの目を見れずに斜め上を見上げながら講義をしてくださって、それでもそのあとの飲み会にも参加して、やっぱり斜め上を見上げながらも一生懸命いろんなことを教えてくれた横顔が、ちょっとかっこよかったな。

ことば。言葉。コトバ。
そんな言葉に動かされることしきり。そして、言葉で伝えることの限界を感じることこれもまたしきり。幾千幾万通りの『愛してる』よりも、ただそっと手を握るだけで伝わることがある。そんなことを考える日々。

なにができるのか。なにをすべきなのか。そんな自問自答をしながら渦巻く言葉のサラダはどう味付けをするべきなのか、わからないまま答えらしきものを放り出して、でもそれはいつも口から出た瞬間からイビツな形に姿を変えてしまう。

小野田先生みたいに、刻み込まれる言葉をつむげるようになりたいよ。
そのために、今日も書く。明日も書く。書く。書く。書く…。その先には答えがあるのか? 俺のやっていることは人生の礎になり得るのか? 行く手は荒野か? そこに答えはあるのか? 真剣な顔で考え込む俺の横を、しっぽふりふり家猫が通り過ぎながら、振り返りざまにこうつぶやく。

『ニャー』

(2010年12月18日22:38 mixi日記からの転載)

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