パーソナルトレーナー藤井自伝158
朝食べるだけで痩せる朝食の7つのメリット!
朝食はダイエットに置いてだけではなく、健康的な生活を送る上でも非常に多くのメリットがある。
今回は代表的な7つのメリットについてお伝えしていく。
朝食は食欲がなくて食べれない、時間がないから無理、そもそも朝食を食べないほうが調子が良い、という方もいるかもしれない。
ただ、よく考えてみて欲しい。
子供のころから朝食は食べなかったのだろうか?
当たり前に1日のスタートであるはずなのに栄養を入れないほうが調子が良い?
起床後でエネルギーが枯渇しているはずなのに食欲が湧かない?
これって本当に普通なのだろうか。
健康的な体なのだろうか。
ということをだ。
最初から食べられない、食べないほうが調子が良い、のではなくてその不健康な生活に体が慣れてしまっただけではないのか?
健康的観点からするとどっちの方が体にとって良いのか。
この辺りを考えると、朝から食べられなくなっている状況に問題があるような気がしてならないのである。
もちろん、夜勤などで夜型の生活になっている方もいるが、朝食を起床後の1食目という風に見れば同じことである。
今一度この大前提の視点を持って今回の朝食の7つのメリットを御覧いただきたい。
まず1つ目が体内時計のリセットである。
生物には体に時計遺伝子なる体のリズムを調整しているものが存在している。
人間は24.5時間と言われているため、1日とズレが生じる、そのために毎日それをリセットして調整することが体のリズムを正常にし、正しいパフォーマンスが維持できるのだ。
食事を摂ることでそのリセット、特に内臓のリセットに繋がる。
2つ目が体温の上昇だ。
食事を摂ると代謝をして熱を産生するのだが、朝食を摂らないとそれらが起こりにくくなったり、体温が全く上がらないという症状にもなると言われている。
体温=代謝に直結するわけで体温の上昇は痩せやすい体に必要である。
3つ目が肝臓の代謝が活発化すること、肝臓は基礎代謝の中でも最も代謝の比率の多い臓器だ。
つまりはエネルギー消費が大きい、役割が重要でもある。
そしてそれは寝る前の食事から朝までの絶食時間が長いほど効果が大きくなるのだ。
4つ目が血糖値のコントロール。
朝は血糖値が上がりにくくすぐに戻るため、体へのリスクも少なく、しっかりとインスリンが働くため消費しやすい体を保つことが出来る。
逆に夜は睡眠を誘発するメラトニンの分泌がインスリンの働きを阻害し血糖値が下がりにくい。
5つ目が睡眠中の脂肪燃焼である。
基本的に起きているタイミングでは糖がエネルギーのメインとなる。
逆に睡眠中は脂肪を分解する酵素が働き、脂肪を燃やしていくのに非常に重要なポイントとなる。
しかり、朝食を欠食してしまうことでこの働きが弱くなってしまうのだ。
6つ目がセカンドミール効果だ。
1日を通して血糖値の上昇を抑制してくれる効果であり、食物繊維を摂取することで効果が大きくなる。
そしてその効果は1日の中で一番朝食が大きい効果がある。
7つ目が血圧を下げることだ。
起床後は基本的にこれから活動をしていくために血液を送り出す必要があり、血圧が高くなる。
朝食を摂ることでこの血圧を下げて正常になるのだが、逆に朝食を摂らないとこの血圧が下がらず、高血圧のリスクを負うことになってしまうのである。
これらが朝食の7つのメリットである。
朝食ごとき、と侮らずにぜひ朝食に関する考え方を改めて見て欲しい。
むしろ、正しい朝食を摂ることができれば、健康やダイエットの弊害となるものを排し、意外にもカンタンにダイエットを成功させることもできようになるのだ。
続く
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