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「ラボラトリー方式の体験学習」を学べる場所 -書籍編その②-


はじめに

この記事では前回に続き、「ラボラトリー方式の体験学習」を学べる場所、として書籍のご紹介をさせて頂こうと思います。

「ラボラトリー方式の体験学習」に関しては、以下の記事をご参照下さい。

書籍

プロセス・エデュケーション

この本があれば、人間関係に関すテーマを主題とした、教育・研修のプログラムを計画し、実践することができる書籍になることを目指し書かれている書籍です。

ラボラトリー方式の体験学習に関する基礎的な内容(歴史・理論など)に加え、教育プログラム設計の留意点やファシリテーター・ガイドライン、そして実習教材が掲載されていますので、ワークショップを実施させれたい方にはお勧めの内容になります。

インターベンション・スキルズ

上述の本と同時期に翻訳・出版された本になります。
こちらは、組織開発(OD)実践者向けで、ラボラトリー方式の体験学習に対する直接的な記載は少ないです。

組織開発コンサルタントの活動の全体像・留意点が具体的な活動事例と共に紹介されています。

組織開発の取り組み、Tグループなどの集中的なグループ体験の際に、ふりかえりにこの本を読むと何が起こっていたかのふりかえりに役立つと思います。

おわりに

両方の方を書かれた津村 俊充先生は2022年1月にお亡くなりになりました。
先生の講義を受けたかった・・とは思うものの、無いものねだりはせず、残してくださった書籍や動画で、真摯に学んでいきたいと思います。

今回も、お読み頂き、ありがとうございました。