ありきの議論にはご用心!
12月に入りました。
ことしも残り1か月です。
そろそろ冬支度、暖房器具はもちろん、車の冬用タイヤ
これも仕事先が県内の降雪が予想される地域もあるため
必需品、準備をしなくてはと考えています。
でもそこで先に考えなくてはいけないのは資金手当て。
ボーナスがいくら入るとか、他に使う予定があるから、
今回は借金をして、いや補助金がなにか使えないかとか。
この延長上で、会社経営者も短絡的に(失礼!)
つい考えられる方がいまだに多い気がしています。
よろずに相談にお越しになる経営者の方のなかにも
そんな相談内容も多いと感じています。
でも世の中そんな甘くはありません。
補助金は全額は下りません→「えっそうなの?」
しかも補助対象経費には定めがあります→「なんでもじゃないんだ」
精算払いなので立替えが必要です→「そんな自己資金ないし」
審査があり全員が受けられるわけではありません→「そうなんだ」
というところまで話しをしていくと、
「いや、だって補正予算がついたってあるコンサルの方が言っていたし」
と言い始める方もいる。
だれだ、そんなこと言ってる奴(コンサル)は💢
令和6年度補正予算案が閣議決定されたとのニュースが出ました。
でもまだ閣議決定されただけの話しですし、
いまの連立政権が国会で簡単に単独で押し切れるとは思えない。
話しを戻すと、
でも補助金なしで済むならばいいのですが、資金手当てはついて回る。
では金融機関から融資を引っ張るか。
そういう企業に限って、赤字垂れ流しだったり、しっかりした事業計画などなく、成り行き任せのドンブリ経営。
借金は必ず返す必要があるお金
利益を上げる以外に借金返済はできない(持論)
利益を上げるにはしっかりとした事業計画とその後のフォローが必要
ここまで話をして、大抵2つに分かれる。
「じゃ、いいです。他を当たります」タイプ
「この機会に計画を作ります。サポートお願いします」タイプ
当然わたしは、2.のタイプの経営者しか救えない。
1.のタイプの方はどこへ行くのだろうか。
間違っても悪徳補助金コンサルだけには行かないことを祈るばかりだ。
(カモにされるだけなので)
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何でもそうだと思いますが、「ありきの議論」にはご用心!
本当にそうか?の視点を持ち合わせたい。