決め手は「磨き上げ」
みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!このフレーズ書くの、久しぶりな気がします。
わたしは、先週日曜日から開催された、中小企業診断士を対象とした「事業承継支援専門家養成研修」(全7回)にオンライン参加しました。
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◆ 気づきを与える
事業承継は喫緊の課題と、銀行時代から承知はしていたのですが、なかなか踏み込めなかった分野でした。
研修は、この分野で実績のある中小機構の講師の方から、これまでの事業承継問題の現状や事業承継の進め方などについて説明がありました。
この事業承継の進め方の中でも、
いかに経営者の方々へ気づきを与えられるか
裏を返せば、まだ大丈夫とか、どうやって進めたら良いか、誰に相談したら良いのかわからないといった経営者の方々がいかに多いかということでしょうか。。。
こうした経営者の方へは、抵抗感の少ないアンケート形式で初めに現状を3類型に分ける、
つまり「後継者決定企業」「後継者未定企業」「後継者不在企業」の3つに分けて、それぞれの段階に応じて、対応が変わるというお話し、とてもよく理解できました。
◆ ポジショニング
事業承継については、窓口は身近な地域金融機関が主なのでしょうが、この入口の部分と支援者へのつなぎの部分もいまだ不十分だと。
さらにはわたしたち、中小企業診断士の立ち位置、ポジショニングについてもお話しがあり、
最初のステップの掘り起こしとその質の向上、そして磨き上げの分野ができる専門家がまだまだ少ないし足りない現状がある、というお話しがありました。とても納得!
◆ 磨き上げのポイント
講師の方から、磨き上げの事例として
女性後継者の場合、トイレを男女で分けるなどの環境整備を行なう
といった観点も重要とのお話しがありました。
へえーそうなんだ。そうしたことも後継者の方にとっては踏み出せない一因だということが、あらためてよくわかりました。ハンズオンで聞いてみないとわかりにくいお話しですよね!
こうした事例も踏まえ、この磨き上げのポイントとしては、
①後継候補の方が、後を継ぎたくなるような経営状態まで引き上げておく
②早い段階から経営者と後継者が対話する
出来そうでなかなかできない、これらのことを主体となってお手伝いすること、これがまさに求められているのだということもよく理解できました。
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いかがだったでしょうか。
ケーススタディの演習問題もあり、なかなかハードですが、なんとかついていければと思っています。
またご報告できればと思います。