働きがいの追求
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!
5月に入りました。皐月(サツキ)がとてもきれいですね!
自宅庭の写真です。うちでもきれいに咲き始めました。
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さて、今朝の日経新聞1面トップに出ていました。
やはりといった感じです。
働きがい改革、道半ば
以下、記事を引用します。
「厚生労働省によると、労働者1人当たりの年間総労働時間は20年に1,685時間と16年比5.5%減。有給休暇取得率は7.2ポイント上昇の56.6%と過去最高になるなど、日本企業は長時間労働の是正など「働きやすさ」の面では改善が進んでいる。
ただし、働きがいを感じる社員の割合は日本が56%と、世界平均を10ポイント下回り、23カ国中、最下位が過去6年続くなど、働きがいの面では改善がみられていない。」とも出ていました。
背景には、「上意下達の組織風土」や「年功序列によるポスト滞留」など、旧来型の日本型経営が社員の働きがい低迷に影響しており、日本企業の組織運営の改革遅れがあるとも。
働きがいと企業業績の関係
こちらも新聞記事からの引用です。
働きがいを高めるには?
イソップ寓話に、有名な「3人のレンガ職人」の話しがあります。
旅人が大聖堂の工事現場で働く3人のレンガ職人に、何をしているのか尋ねると、
1人目は、「命令されたから」
2人目は、「お金のため」
3人目は、「歴史に残る大聖堂を作って人々を幸せにしたいから」
1人目と2人目は辛そうに、3人目は生き生きと誇らしく答えたといいます。
3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。しかも賃金もほとんど変わりません。
でも3人のレンガ職人の10年後は、
1人目は、相変わらず文句を言いながらレンガ積みをしていた。
2人目は、レンガ積よりお金の良い仕事に就きましたが、危険を伴う教会の屋根の上で仕事をしていた。
3人目は、建築現場の施工管理者として施工を任されるようになり、のちに出来上がった大聖堂には彼の名前が付けられました。
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「働きがい」を高めるにはどうしたらよいか?
上のイソップ寓話からも、もうお分かりいただけたのではないかと思います。
社員の「内発的動機づけ」を高めること
全てではありませんが、これではないかと思います。
そのためには、
社員にとって「心理的安全性」が担保されたうえで、上下関係なく自由に意見が言い合える場があり、それが組織風土として当たり前になり、企業文化として定着していること。
創業からの経営理念の浸透を図ったり、何のために存在しているのか(パーパス)、自社製品・サービスが社会にどんな貢献しているか、今後どうありたいのか(ビーイング)を、社員が腹落ちするまで経営者がとことん説明する。
こうしたことが重要ではないかと思われます。
でも、そうしたことは一朝一夕にはできませんし、紆余曲折があるかもしれません。なので、企業側もわかっちゃいるけど、時間がかかったり、すぐに成果がでないことは後回しとなってしまっている、これが現状ではないかと思います。
GAME CHANGE!
「社員の幸福度」を上げる
↓
社員の働きがいや内発的動機づけが高まる
↓
自律型組織(組織風土が企業文化へ昇華)
↓
企業業績向上
やりたいのは、この流れです!