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思考タイプをフィードバックに活かす

思考タイプ

あるプログラムで、「脳には思考タイプがある」ということを学んだ。

ひとの行動面を早いか遅いか、感覚的か思考的かで、脳の思考タイプが大きく4つに分かれるのだというものです。

自分の場合を当てはめてみたら、ピッタリではないけれどかなりの部分そういわれれば当たっているなあという区分があった。ここでは敢えて開示しないことにします。

結局わたしたちの行動や言動は脳の指令にもとづいておこなわれていることを考え合わせると、こうした「思考タイプ」をあらかじめ念頭に置いておくと、有益なことも多いと思う。

たとえば、じっくりと話す人、なかなか行動に移らない人がいたとします。こうした人と真逆な人、早口でまず行動だ、動き出してから考えればいいんだという人にとっては、こうしたじっくりタイプの人は、ときにイライラしてしまう。話がかみ合わなくなってしまう。

ただし、あらかじめ自分とは異なる思考タイプの人だとわかったうえで、そうした人と接するようにすれば、さほどイライラすることも少なくなるのではないか。

フィードバック

フィードバックとは、クライアントの言動に対して感じたことや意見を伝えることだといえます。ただし、この場合押しつけや決めつけは絶対にダメ。なぜなら、フィードバックの目的は、クライアントの「気づき」を促すことであり、フィードバックを受け取ったクライアントが自分の言動を振り返り、改善の機会を得ることにあるからだといいます。

クライアントが、「なるほど、自分はそんな風に見えていたんだ」とか「こんなことに固執していたんだ」に気づいてもらう。そして、自分の次の行動につなげていってもらう。

思考タイプをIメッセージで!

このフィードバックを行う際に、ひとの「思考タイプ」を活用するとよいのだといいます。

さきほどの「じっくりタイプ」の方には、「大丈夫ですよ、じっくり考えてください」と伝えながら、焦らずに待つ。沈黙もいとわない。

さらに、「わたしには○○に見えました」とIメッセージでいえば、自分の考えなのであなたはこうだと決めつけてはいないし、傷つけることにもならないのだと。

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またときには、逆に自分がクライアント役をやってみるといいのかもしれません。クライアントの気持ちがわかるかも!

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