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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

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比べることで思考が進む

たとえば、ある1期の決算書を示されて、これを見てくださいと言われた場合、売上高はいくらで、粗利益(率)がいくらで、当期利益がマイナスか、借入れも売上規模からしたら少し多いな、現金預金も多いとも言えないので資金繰り大丈夫かなあとか、わかることは多い。

でもそこまでです。

仮に、それが良いか悪いかと聞かれたならば、「1期だけでは判断できかねます」としか答えようがない。

そう、人は比べることで初めて良いも悪いも判断ができるようになる。

上の例だと、過去2,3期の決算書もあわせて見ることではじめて直近決算が良かったのか悪かったのかがコメントできる。

価格転嫁が進まない

昨日もセミナーがあり、最後にひと言お話しさせていただきましたが、値上げをしたいが「それじゃよそで頼むからいいわ」と断られるのが怖くて値上げを言い出せない下請事業者も依然として多い。

それ、何を比べてますか?

さっきと逆で、先に思考が進んでしまっているパターン。つまり、競合他社の価格と頭の中で勝手に自分で比べ、きっと競合他社比発注企業にとっての優位性がないと判断してしまっている。

そう、競合他社の価格と比べている。

でも、果たしてそうでしょうか?確かに発注企業にとっては価格は重要。でも価格だけでしょうか?

比べる相手は?

視点を移して、発注者企業にとって考えてみると、

  • 比べる対象が価格しかないから価格が安い会社を選ばざるを得ない

のではないでしょうか。

決して、価格だけではない、発注企業にとっての価値を見いだし、それに対し当社の製品・サービスで訴求していく。

なので、当社の製品・サービスを発注者側が求める以上の付加価値をつける、磨いていく。

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もうお分かりですね!

比べる相手は、「過去の自分(自社)」です。


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