承認には I メッセージで!
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
三連休の初日。残念ながら雨のスタートです☔
気を取り直し今日のテーマは、「承認には I メッセージで!」です。
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◆「承認」
コーチングにおける基本的なスキルの一つです。
なお承認には「行為承認(成果・成長変化)」と「存在承認」があります。
成果承認:成果や結果を褒める
成長(変化)承認:途中のプロセスでの成長や変化を認める
存在承認:相手の存在自体に気づいていることを伝える
今回は、このうち存在承認についてです。
◆
上司が部下に、「おー、元気か!」とほんの短いかけ声をかけたり、背中をポン!と叩くことでも、部下からすると(自分のことを気にかけてくれていると)安心するのだと思います。
ただし、コロナ禍の中でリモートワークが常態化するなど、オンライン上で仕事をすることが日常となったいま、そうしたかたちの存在承認が取りづらくなっているのも事実です。
こういうときだからこそ、言葉を通じた「存在承認」の重要性が増しているのだと思います。
◆ I メッセージでひと手間加える
最近では、在宅ワークからまたリアルに戻っているとはいうものの、職場内の同じ空間でリアルで言葉を交わす機会が減り、メールやチャットやSNSを通じてコミュニケーションを図る機会も増えているのではないでしょうか。
リアルでも、チャットでも、相手があなたのことを手伝ってくれたり、あなたになにか有益な情報提供してくれたりした場合、あなたはどんな返事を返していますか?
多くの人は「ありがとうございます」と感謝の言葉を返すのだと思います。
でもここで、もうひと手間かけて、
「ありがとうございます。(あなたからアイデアをいただいてわたしは)とても助かりました!」とか、
「ありがとうございます。(あなたからアイデアをいただいたわたしは、あなたのアイデアから)刺激を受けました!」
カッコ内はいずれも「わたしは」が主語になっています。
つまり、「I メッセージ」です。
カッコ内まで書かないまでも、ひとこと加えるだけで、お相手の方は自分が承認されたと、自己肯定感が高まっていくのだと思います。
いかがだったでしょうか。
「I メッセージ」でのひとことを加えた日常会話が、ごく自然とできるようになりたいものですね!