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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

きょうのテーマは、「ありのままに」です。

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定義

「ありのまま」とは、実際にある通り、事実の通り、といった意味の表現です。特に自分の在り方について、「今の自分の在り方を肯定し、取り繕ったり気負ったりすることなく」というような意味合いで用いられることが多いです。
「ありのまま」と「あるがまま」の違いは、広く物事の状況を誇張したり隠したりせずシンプルに表現する「あるがまま」に対し、「ありのまま」は自分や他人に関してその人の意志や置かれた状況を指すもっぱら人に対して使われるという点です。

生成AIより

上の定義からも、「ありのまま」は、いまの自分の在り方を肯定とか、取り繕ったり気負ったりせずとか、もっぱら人とかから、「自然体」「素」な人の状態を表す言葉といえます。

幸せの4因子

実は、「ありのままに」は、日本における幸福学の第一人者である、慶應義塾大学の前野隆司教授の研究によって導き出された、人が幸せになるための4つの因子のうちの一つです。

  • 「やってみよう」因子(自己実現と成長)やりがいと強みを持ち、主体性の高い人は幸せ

  • 「ありがとう」因子(つながりと感謝)利他性や人に対し思いやりを持てる人は幸せ

  • 「なんとかなる」因子(前向きと楽観的)何事もなんとかなると思える、ポジティブな人は幸せ

  • 「ありのままに」因子(独立性と自分らしさ)自分と他者を必要以上に比べすぎず、自分らしさを持った人は幸せ

この4つを満たしている人は、これを読んだだけでもなんとなく幸せそうな感じがします。なお詳しくは、『ウェルビーイング』(前野隆司・前野マドカ共著)をご覧ください。

人生そのもの

最近、「創業」相談が増えています。

とかく手続き面などの流れやどうやればうまくいくかのテクニックを知りたいとの内容が多いのですが、もう少しお聞きしてみると、やはり、「果たして自分にもできるのか、続けられるのか」といった、実は不安も抱えていらっしゃる方も多いです。当然だと思います。

そんなこともあり、やはり「在り方」を整えることも重要ではないかとお伝えしています。

自分は何のためにその事業を始めようとしたのか、だれのどんな幸せに貢献したいのか、しっかりとした自分の「軸」をまずは考えてみる。

この『ウェルビーイング』の本の続きには、こんなことが書かれています。

揺るぎない自分軸を持つこと、自己を確立すること、自分らしさを自覚することが幸せにつながります。

第3章「ウェルビーイングの研究」より

特に、個人事業主で創業される方は、法人とは異なり、事業とはその人の人生そのもの。素の自分がしっかり伝わるよう、まずは整えることも大事!
この点については、これからもしっかりお伝えしようと思います。

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今年も残すところ、あと3日。
今年の相談業務をしっかりと振り返り、来年へとつなげていきます!

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