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振り子と得たい成果の関係
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
きょうのテーマは、「振り子と得たい成果の関係」です。
「振り子」はご存じかと思います。
そうです、糸の先に重りをつけて振るやつです。
糸をまっすぐ下に垂らし、例えば右斜め30度に引いて離すと、
重力で左斜め30度まで動くというものです。
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きょうも『新装版 目からウロコのコーチング』からです。
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格好悪いコミュニケーションと振り子
この本の「なぜコミュニケーションでしくじるのか」の中に、こう書かれた箇所に目が留まりました。
部下とのコミュニケーションで、あなたが今までどおりの小さい振り幅の振り子のままだったら、得られることも所詮そこそこなのです。
あなたが「自分にとって格好が悪い」と感じているコミュニケーションを試みて、遠ざかる振り子の向こうにある成果をのぞいてみてください。そこから得られることは、きっとあなたの想像よりはるかに大きいでしょう。
ペーシングはまず心ありき
コーチングスキルのひとつに「ペーシング」があります。
コミュニケーションの入口でとても大事なスキルです。「身体の向き」だとか「表情」「声の調子」などです。
でも今回はその内容をテーマにしているわけではないので、それはまた別の機会にいたします。
私が注目したのが、次の箇所でした。
「相手の話を聴こう」「相手の前進をサポートしよう」という心があれば、それに伴って自然と身体は相手の方に向くし、声も相手に合せるようになるということなのです。「まず、心ありき」を忘れないでください。
得たい成果はなに?
結局得たい成果はなんでしょうか?
「人間関係の改善」でしょうか。
「組織として目標の達成」でしょうか。
なににせよ、自分ひとりでできることには限りがある。
人と人との関係において、いわば潤滑油的な存在であるコミュニケーション円滑になめらかになるよう、手入れするに越したことはないですよね!
でも、コミュニケーション向上自体が成果ではないのだと思います。
その先のもっと大きな成果を手に入れたい。
そのために欠かせないもの、上手い方がアドバンテージとなるもの。
なので、「自分にとって格好悪い」なんで躊躇している場合じゃない!
むしろ、敢えて「格好の悪い」コミュニケーションに自分から飛び込んでいくことで、
反動をつけるほど大きく遠ざかる振り子のようにより大きな成果が得られる
かもしれません。
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