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経営者こそ専門家、我々ではない

「経営者こそ専門家、我々ではない!」

これはある先輩診断士の方が、ある会のあとのコンパの
席上でお話しされた言葉です。

もうかれこれ1年前のお話しですが、それを聞いたときの
ことがいまでも脳裏に焼き付いて、稲妻が走ったような
気がしたのを想い出します。

実は昨日とあるZoomミーティングで、はじめてお目に
かかった大学の先生から、きょう励ましのメッセージを
頂きました。

「商工会議所の経営相談に応じる診断士で、相談者に
二度とこいつには相談しないぞ!と怒らせてしまう
診断士がいる。あなたはそうはならないと思う。
毅然とした態度でもやさしく相談者に接し成功して
ください」と。

そのときに先ほどの言葉を想い出したのです。
きっとこの診断士さんは、自分は何でも知っている、
自分こそがアドバイスできる立場だと。

私は真逆ではないかと思うのです。
経営者こそその道のプロ!でなければ、ご事業続けて
きていないですから。。

ただし、経営者も頭の中ではイメージできていることを
うまく言語化できないだけ。
言語化や視覚化し、経営者の方が前向きにご自身の事業と
また向き合えるきっかけとなる、そのお手伝いをするのが、
われわれ診断士としての役目なのではないかと。

ふと、そんなことを考え、先輩から頂いた表題の言葉を
また肝に銘じたのでした。

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