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ミッション・ニュートラル

おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー
フジガッキーです!

きょうのテーマは、「ミッション・ニュートラル」です。

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価格転嫁サポート窓口

全国のよろず支援拠点では昨年7月から、価格転嫁サポート窓口を開設しています。わたしが所属する群馬県よろず支援拠点でも、わたしも担当者として、窓口相談をお受けしております。


先日もある事業者が来訪され、相談をお受けしました。

「まったく頑として受け付けない」

聞けば、発注者側も「パートナーシップ構築宣言」※に代表者が署名している企業の関連会社だといいます。

※「パートナーシップ構築宣言」・・・事業者が、サプライチェーン全体の付加価値向上、大企業と中小企業の共存共栄を目指し、「発注者」側の立場から、「代表権のある者の名前」で宣言するもの。

2年前から担当者とやりとりしているが、まったく聞く耳を持たないとのこと。発注者側のその担当者は、果たしてパートナーシップ構築宣言の意味を理解しているのか、また経営層トップにまで価格転嫁相談が来ていることが通じているのか、何のための宣言なのか、話しをお聞きしていてとても空しくなりました。

ミッション・ニュートラルに

車の話しではありません。
いま読んでいる本で、こんな箇所に目が留まりました。

長期的にポジティブな変化を遂げるには、いくつかの方法がある。
変化を肯定的な側面から見るミッション・ポジティブ、否定的に見るミッション・ネガティブ、あるいはまったく中立的に見るミッション・ニュートラルもある。
私は、ミッション・ニュートラルの態度をとるとはっきり言う。私は肯定も否定もしない。私は判断しない。あなたがBではなくAを変えようと決意したからといって、あなたがよい人か悪い人かを判断するのは私の仕事ではない。
医者が患者に接するのと同じことだ。足を骨折して診療所へ行く。医者はあなたが足を折った理由について判断を下さない。足を折ったのは、悪事を働いたのか、犬を蹴ったのか、階段から落ちたのか、車に轢かれたのか、気にしない。医者が気にするのはどうやって足を治すか、それだけだ。
役に立とうとしてくれる人に対しては、医者がミッション・ニュートラルでいるように、あなたも同様の態度をとるべきだ。

『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』(マーシャル・ゴールドスミス他著)


自分のやるべきことは、発注者側の非を批判したり、原因を追及したり、判断を下すことではない。どうしたら価格転嫁が実現できるのか、そのサポートをすることだ。

やるべきことをやろう、やらねば!と、再確認した朝でした。

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