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HSPだけど、つよつよ母になりたい

公正証書の最終段階で止まってはいるものの、養育費など肝心なところは合意できているので、少し時間はかかりそうだけど遠くないうちに離婚届を出せると思っています。

昨年の秋に離婚協議を始めて、4ヶ月ほど。

いよいよ「離婚」が現実的になってきて、ワクワクに近いポジティブな気持ちと、漠然とした不安が混在しています。

気持ちの整理がてら、今の心境を書いてみようと思います。


HSPです

私は、HSP気質です。
無料診断などをやると必ず「HSP傾向あり」って出るし、これまでの人生を思い返しても、「まぁ、そうだろうな」と思います。

とある診断によると、HSPの中でも珍しい「外交的な繊細さん」タイプ。社交的だし声量もあるし、よほど近しい関係の人でなければ、私のことを繊細とは思っていないと思います。逆に「心臓に毛生えてるよね」とか「神経ずぶといよね」と言われることの方が多いです。(人前に立つのは苦手じゃないし、後天的に本番に強いタイプに進化している。)

オンとオフの振れ幅がかなり大きいので、子どもたちは「家での様子は外に見せられるものではない」と言って笑うけど、オン状態の自分はそれなりに戦闘力が高い。

これからシングルマザーになることを考えて、この「オン状態の戦闘力の高さ」は、めちゃくちゃ武器になるんじゃないかと思い始めています。

優しい世界で生きていたい

社会生活における戦闘力は高い方だと思っているけど、気持ちとしては「戦う必要のない優しい世界で生きていたい」と思っています。

ビジネス的な競争は苦手だし、争いごとも苦手だし、「真面目に日々を暮らしていれば不安にならなくて済む」社会に暮らせたら、どんなに良いかと思っています。

人を疑わずに生きていけるなら、人を疑いたくはない。
善意が利用されないのならば、善意全開で暮らしたい。
やる気が搾取されないのならば、どこでもストレートにやる気を出したい。

でも、悲しいことに、現実はそうはいかないです。

人を疑わないと騙されるし、善意はすぐに悪用されるし、やる気は当たり前のように搾取される。

これまで数えきれないほど痛い目を見た結果として、悲しさや虚しさとセットで人を疑うことを覚え、相手を選んで善意を見せることを覚え、環境を選んでやる気を出すことを覚えました。

「誰と一緒にいるか」がとても重要だと思うようになり、それもあって離婚を決意したし、仕事(職場)も変えました。

流れで身につけたビジネス戦闘力

お金をたくさん稼げるわけではないけれど、これまでの経験で、「ある程度の安定収入を得ていくことはできそうだ」と思えるようになりました。

何回か転職もしているので、自分を生かせる環境もわかってきたし、会社員として収入を上げる道筋も見えるようになりました。

漠然と「自分で自分を養えるようになりたい」と思いながら仕事をしてきたので、目標があったわけではなく、与えられた目の前の課題に全力投球することを続けてきただけですが、結果的にそれで良かったと思っています。バックオフィスから営業まで複数の職種を経験できたのは、本当にラッキーだったと思います。

ビジネスの世界で戦うことは好きではないけれど、ビジネス戦闘力は低くない。シングルマザーになって、経済面で不安になることはなるべく避けたいので、せっかく身につけたビジネス戦闘力を「生きる術」として使っていかねばならぬと考えています。

欲しいのは「つよつよメンタル」

ビジネス戦闘力を使いこなすために、「つよつよメンタルが欲しいな」と感じます。スキルよりも、メンタル。気持ちを強く持てるようになりたいです。

自分の心に鎧を纏うんじゃなくて、「私は私でいいんだ」という自信を根底に持ちながら、向かうべきものに向き合い、受け流すべきものは受け流していける、強い気持ち。自分と子どもたちを、ちゃんと大切にできる、強い気持ち。そういうメンタルを身につけたいです。

怒るべきところには怒って、言うべきところには言う。
そういう行動も、取れるようになりたい。

人の目を気にしてもそれには振り回されず、自分の価値観と優先順位で物事を決める。決めたことでも状況が変われば撤回する勇気を持つ。自己犠牲をしない。それができるように、強い心を持ちたいです。

私が思う「つよつよ母」

イメージしているのは、とにかく「動じない母」です。

基本的にはいつも笑っているし、ピンチになっても狼狽えない。
イライラすることもほとんどないし、生活が不安になる要素も作らない。
トラブルには毅然と対応するし、その時は絶対に自分を蔑ろにはしない。
優先順位は間違わないし、自分の選択にも後悔しない。
頼るべきところは頼るし、人への甘え方も知っている。
ちゃんと稼いでくるし、節約してもケチらない。

これが、私がイメージしている「つよつよ母」です。
「強がっている母」ではなく、ナチュラルにしなやかな強さを纏う母になりたい。

もう間も無く始まるであろうシングルマザー生活。
いろいろなことがあるだろうし、現実的にどこまでできるかわからないけれど、「つよつよ母」を心に住まわせて、常に前を向いて生きていたいです。

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ふじこ
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