好朋友 続き
前回彼女が友だちになってください
というところまで書きましたが
私の記憶が曖昧で、まだその前にもう一段階あったのでした。
本当に申し訳ありません🙏。
それからは月1でお喋りをしながら
会話の練習相手として会ってくれることになりました。
彼女は場所も時間も全部私の思う通りでいいと言います。
私は少し驚きました。
今まで私が会ってきた中国の人はモノをハッキリ言う人が多かったので…
彼女(zさん)とは沢山お話しをしました。
私はとにかく会話の勉強がしたかったので
毎回テーマを決めて、趣味、家族、好きな食べ物
中国の好きな場所、日本のスキなところ…などなど。
でも、Zさんの方はうんうんとうなづくか
私がうまく言葉が出てこないと日本語で
「大丈夫、分かるから」と言ってくれるのです。
毎回毎回彼女と会うのは楽しかったのですが
ある日ふと「コレは会話の勉強にはならないんではないか?」と思いました。
事実2人で美味しいモノを食べたり
知らないところに遊びに行ったりしましたが
その間の会話は私がまだ辞書を使いながらの会話だったので
うまくいかないとすぐ日本語になってしまい
ただただ楽しく過ごしてしまうのです。
これでいいのか?と思っていたところ………
2人で浅草に行った帰りのことでした。
私はレッスン料としてほんの少しですがお金を払っていたのです。
別れ際いつものように私が封筒を渡そうとすると
Zさんが「広葉さん、もうこういうの辞めませんか?」と言うのです。
「私はプロの教師ではないし、ただ貴方とお友だちになりたいです。」
なんとなく感じていた違和感はこれだったのです。
私は快諾しました!
「当然可以!!!(もちろんいいです)」と♡♡♡
そして私たちは好朋友になりました。
これから彼女とはワクワクした経験をたくさんします。
それはまた次回のお話とさせてくださいね。
今回もお読みいただきありがとうございました。