骨と皮でも脂肪はついてる~かすみ嬢の居場所(53)
ようやく、人との出会いの季節が終わりました。
なんだってみんな、歓迎会だの懇親会だの新歓だの、食事を強要する場所を作るんだろな…と思います。
それから、健康診断も無事に終了。呼び出しがかかるのは結果が出てからなので、まだ無事に終わってはいないのですが…
じつをいえば、私の大学ではBMIが16を下回ったら強制的に呼び出しがかかる。だから、もう呼び出しは確定なのだけど…。
昨年は何かしらの病気を持っているのではないかとも疑われ、不要な検査を受けさせられたため、今年はそれはないようにしたい! 先方もさすがに私の事情は把握していると思うけど、これ以上面倒なことにならぬよう、気を張っていかなくちゃということで。
その対策として、水を飲んだり0キロカロゼリーを詰めたりして、前年からぴったりマイナス5キロになるように調節していった。1年間で5キロ半年で2.5キロ痩せると病気を疑われる、とのお話を聞いたので。ギリギリのラインを攻めてみてます。
とはいえ、26キロ台という自分の最低体重を記録に残したかった気持ちもとても大きくて、複雑な気持ち。
そんな感じで、もやもやもしていますが…
講義にはついていけていること、就職のための勉強は別の課題提出で半分免除のごとくなっていること。今の環境は悪くはないのだと言い聞かせてる。
将来と姫と。何になりたいのかどうしたいのか、もう少しイバラの道を探ってみています。
それにしても、その程度のBMIで呼ばれるのもなー。
桐谷美玲さんのように、14台でも普通に働いていらっしゃる方もいるのに。NOと言える人間になれたらよいのだけど、なかなか押しの弱さは変えられず…
歩けなくなってもいい、立てなくなってもいい、寝たきりになってもいい。そんなこと、どうなってもいいから痩せたいって思えるだけの強さと覚悟を私は持てたらなって思うの。
だってね、人って、脂肪がいたるところについてる。
骨と皮のようになってしまったお婆さんでも、外側からは窺い知れないけれど、とてもたくさんの脂肪が溜まっていること。自分の身体の脂肪を集めに集めたらどれだけの量が溜まるのかと思うと、ぞっとします。
まだまだ努力する余地が多分にあるため、よりいっそう精進していかなくては。来たる夏に備え、ほっそりした綺麗な姿で街を歩けるように、頑張ります!
この世界で生きていくのに必要な身体は重すぎるから、ぴょーんとひとっ飛びできるくらい軽くなれたらな、ふわふわ浮いていられたらな、なんて他愛もない空想を膨らませてしまうのです。
というわけで、ひとまず、ご報告まで。
食事会や健康診断の季節も過ぎたので、またしばらくこちらでお目汚しをするかと思います。
明日も暑くなるみたいですね。
まだ5月だというのに、教室も電車も冷房が効いていて、本当に凍え死にそうなくらい。これくらい寒いほうが消費エネルギーが増えるからね、って言い聞かせつつも、体温が高いほうが代謝が良くなるのに…と怖くなりつつ。
厚手の上着を携帯して、行ってきます。