「ぽらんの恋」を書き写して
娘の若かりし日2005年2月10日発行の「ぽらんの恋」を 読んでいただき ありがとうございました。享年から数えて17年前37才の時の発行でした
当時私の姉に勧められたのをしぶしぶ本にした娘でしたが、今このような形で再度読んでいただける機会をもてましたのも、娘が私に「note」を教えてくれた賜物と思われます。
書き写しながら、当時娘の抱えていた孤独感が ひし!と蘇り、親として至らなかったことに、今更ながら懺悔する思いです。
しかしながら、本の表紙の「ぽらんの恋」の下に 小さく鳩時計を描いている事、<エピローグ>の最後のページにゴールデンレトリバーのさし絵を入れている事に 少なからずその時の私の協力を見つけ、ホッといたしました。
その数年後、娘は「ほしになるひ」というのを書いておりました。何年何月に書いたものかわかりませんが、 これも「犬」の話で「ぽらんの恋」よりか大人になったんだなあと思える作品です。娘のレクイエムとして、皆さまに読んで頂ければ…。と、思っております。
「ぽらんの恋」を最後まで 読んでいただきましたこと、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。