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読書の秋によせて
私は A君とB君にメールを打った。
ここのところ急に寒くなりましたねえ。
おかわりないですか?
「note」の件、外部者でも見られるようになりました。
以前のやり方で最初の文字を小文字にして、検索してもらえば出ます。
もし、お時間のある時 読んでいただければうれしいです。
まずはお知らせまで
すると、すぐに返事が来た
A君なのかB君なのか?
A君だった。
お久しぶりです。やっと暑さが遠のいて 生きを吹き返したところです。
「note」はずっと 拝読しております。
時々気に入った時♡をポッチっと押したりしておりますよ
RE:
うわ~、読めてたんですか? 数人の友人から読めなくなった!と聞いて
「note」の人が いろいろ解説してくださって…
Aさんも登録してるの? ♡を赤くしてくださってうれしいです。でも、 会員しか出ないんだけど… ア! 顔なしの人? オレンジそれともブルーの人?
又、教えてくださいね。今夜は遅くにごめんなさい。おやすみなさい
翌日、私はA君に電話した
11時だったら、いいだろう?
ちょっと時間があって A君が出てきた
野太い声だったので
「寝てた? 起こしてしもたん?」と、矢継ぎ早に聞いていた。
「ううん、ちょっと、1分ほど待って!」
「うん!」
すると、ピンぽ~ン!と 我が家のチャイムがなった。
時計を見ると12時少し前だ。
<生協か~!>
今日は生協の配達の日、11時の配達がコロナで会員さんが増えたので 1時間配達が ずれ込んで、丁度12時になっていた。
「は~い!今、開けま~す!」と、ドアを開けた途端に 携帯がなった。
「ちょっと待ってよ!ここに置いといて!」と言い残して、携帯を開け
「今丁度、生協さんが来やはったんで、後で電話する!」と言いおいて、 私は 配達品を冷蔵庫にしまいはじめた。
「お待たせ~! 読めてたんやね? スキしてくれたはったんやけど、会員さんしか顔が出ないんよ。で、記事の中でどんなのが好き?」
急に 聞いたものだから、彼が困ったように
「う~んと、どっちかというと、素直なのがええな」
「え?どんな記事?」
「そやなあ、最近書いたのン」
「ああ、マスターのこと?」
「そや」
「あれ、ホントにあったことなんやねん。私は 小説書けないねん。 エッセイなら書けるけど…、まあ 日記を書いてるみたいなもんやわ。 ##ちゃんって0ちゃんのこと!」
「うん、知ってる」
「あの記事 書いた後、ず~ッとあの曲、ええ~と…、なんていう曲やったかいなあ…?」と言って、私は ラララ~と歌ってみせた。
「あ~、#&%$!」
「そう、『あの曲が…』って noteに付け加えようかなあ と思たんやけどやめた。読み手の想像に任せた方がいいと 思て…」
「うん」
「私 カズオ・イシグロって居はるやん、知らん? だいぶ前にノーベル文学賞もろた人なんやけど、その人の賞をもらわはった作品の文章が 刺激的でない なんか墨絵みたいな濃淡の表現で…そんな文章に魅かれるねん」
「僕はどっちか言うと 哲学の方が性にあうというか…」
「わかる! 私も、いろんな宗教学や道徳や倫理なんかより、やっぱり哲学のほうが面白いねえ」
「うん、【瞑想録】って知ってるかあ?」
「知らん! 誰が書かはったん?」
「ジ・ドウ・クリシュナムルティっていうインドの人が書かはったんやけどその人の観方・考え方に魅かれたんやね」
「へえ、ミカタって?」
「見るほうのミカタと違うで」「ふん、分かってる、観方やろ?」
「その人の物をみるは 心でみる。っていうことで、五感を通して映像が 出来る」
「へえ、その本読んでみたいわ~、文庫本ある?」
「いや~、どうやろ? ぼくは単行本でもってるけど…」
「単行本って高いやん!」
「それと、山田文無の【臨済録】これは色んな人が書いたはるけど、山田文無って人のは 分かりやすい文章で書いてくれたはるし、読みやすかったわ それも単行本しかないんと違うかなあ。図書館で借りたら?」
「いや~、家の近くの図書館は支所やし そんな本きっと、取り寄せになると思うわ」
「Amazonで買えへんか?」
「そうやねえ、 Amazonで見てみるわ!」
そこで、あちらの家のチャイムがなった。
即座に私が反応した。
「あ!誰か来やはったわ~、ありがとね!感謝してます」すると、同時に
「ぼくも!」と言って、切れた。
翌日、私はAmazonを開いていた。
そして、時計を見上げ、メールを打った。
昨日はお邪魔しました
お疲れ出てませんか? 楽しい有意義な時間でした。
今、Amazonで【瞑想録】を購入 山田文無の【臨済録】は値段をみて
びっくりして 諦めました。まずは【瞑想録】から読んでみます。いろいろ教えてくれてありがとう。頼もしい友人です。季節の変わり目ご自愛くださいね。
Re:
おはようございます。
いつもながら楽しく前向きな様子が見えるようでうれしいです。クリシュナムルティさんの瞑想録は なんども何度も読みましたが、読むたびに新しい気づきを与えられます… ひょっとしたら僕はそれだけ洞察力がなくて鈍いのかもしれませんけどね(笑
Re;
いえいえ、そうではありません。こういった種類の本は聖書と同じで、読めば読むほど新しい発見と気づきがあるのではないでしょうか?Aさんのバイブルになっているのでは?
【瞑想録】もう、今日配達ですって! 驚きの速さです。
私も…(何回も読むことになると思います)
配達されるのが 楽しみです。
そして、ポストを見に行った。が、さすがに 昨日の今日のことでAmazonの配達は まだだった。
で、…
部屋へ戻ってくると メールが入っている
開けてみると、A君からだった。
さては、「note」の感想か?
A君のメールを開いて読んで、私は大笑いしてしまった!
だってえ
この前の電話で口ずさんでいた曲はたぶん(ムーランルージュの歌)ではないかと思います…
余分なこと言ってごめんね!
Re:
いや~、そうやったん!もう一回聞いてもらわんと、あかんねえ。
今歌えって言われたら又歌えんかったりして…noteの文訂正しないでおくね
と、返事したものの、私は てっきりチャップリンの「ライムライト」を歌ったつもりだったけど…? 歌い方がまずかったのか、それとも 記憶違いの歌を歌ったのか? わからないけど、やっぱり、訂正した方が面白い!と思い文を加えました。
そしたら、頭の中で
「おらは やっちまっただ~、おらは やっちまっただ~」の曲が
回っているではあ~りませんか…?!
私は自分のおっちょこちょいに、ニタリ ニタリ!と笑うしかありませんでした。