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自分の世界観を見つける方法

やり方
・自分に必要なものを残す
・自分に必要ないものを削ぎおとす


ダイヤを磨くように、削り出していく。
彫刻を掘るように、切り込んでいく。


自分と他人の違いを区別していく。
自分が何で、何ではないかを理解していく。


紙に書き出して、パッと見れる形にしていきましょう。


自分には何があって、何がないのか、何が必要で、何が必要でないのか、明文化していきましよう。


はじめに、無駄足を踏んでしまうと勿体無いので、やらなくて良いことをお伝えしたいと思います。僕の話を例にお話しします。

例えば、僕は男なので女性ものの服とか下着は一切必要ありません。また靴のサイズは26〜26.5cmなのでそれ以外のサイズは一切必要ありません。今後関わることは一切ないと言っていいでしょう。こんな感じで明らかに必要でないものというのがあるわけです。これらについてはあまり考えなくても良いというわけです。はじめは、こういった外面的なことより、内面的なことに意識を向けてみましょう。


それでは、もっと内面的な世界に踏み込んでみましょう。ここでは、性格や癖について明らかにしてみたいと思います。


僕はテキパキしているというよりはのんびりしているタイプです。マメな男というよりは大雑把な方です。家で寝転がっているよりは外でふらふら散歩していることが多いです。

【性格】
 テキパキ ー のんびり
 マメ   ー 大雑把
 インドア ー アウトドア

ノートなどに書くときはこんなふうに書いてみてください。対比して分かりやすいようにするためです。

お風呂はカラスの行水並みにすぐ上がるし、スマホの液晶が汚れていると気になるのでメガネ拭きで拭きあげるのが癖です。ちなみにメガネは持っていないのに、メガネ拭きは3枚持っています。
それから、この間ミスタードーナツに行った時、色んなドーナツを見てどれも良いなぁと思いつつ、結局選んだのは、普通のオールドファッション2つでした。たくさん選べたのに1番シンプルでしかも同じものを2つ選ぶ人間なのです。

【癖】
 ・お風呂が早い
 ・スマホの汚れが気になる
 ・シンプルなものを選びがち
 ・バリエーションより統一感を重視

ノートなどに書くときは、こんなふうに箇条書きにしてみましょう。後でパッとみて分かりやすいからです。

多分こんな人間は世界に1人だけだと思います。仮にものすごく似ている人がいたとしても、ミスタードーナツで同じものを2つは頼まないと思います。

ちなみに、その時に接客してくれた店員さんは「ん?んんん?」という顔をしてこちらを一瞥しました。その店員さんにとっては、他のお客さんとは違う、別の世界観を感じ取ったのではないかということです。


この人、ちょっと変わっているなぁ、と思われたら、それがあなたの特別な世界観です。こういうエピソードや普段の癖のようなものをたくさん見つけてみてください。

そうすると、ああ、こんな人間は世界で自分だけだな、と妙な納得感が訪れるわけです。

色々と書き出していくと、ちょっとしたところに「やや?」と思うポイントが必ずあります。

なので、常識外れの人や、我が強い人というのは、まるで別の世界の住人のように見えるのだと思います。僕たちの思っている「普通」とは違う点に、無意識に世界観を感じ取っているのでしょうね。

この場合、人と違うことをしようとする必要はありません。意識しなくても、どこかが必ず違っているものだからです。

世の中には、溶けてしまいそうなくらい、優しくて緩い顔をしている人が2人並んでいたとしても、中身はまったく別物です。またあるいは、同じところにいるはずなのに、かかっている重力が違うのかなと思ってしまうほど表情のキツい人が2人並んでいたとしても、やはり中身は別物なのです。ものすごく似ていても、どこかが違っていて、同じではないのです。

これを踏まえて、自分に特有なところだけを集めて、眺めてみてください。この人ちょっと危ういな、と思うような特徴がいくつか並んでいるのではないでしょうか。

それが独特な世界観というものではないでしょうか。どこか普通とは違う自分だけの世界があるはずです。


結局のところ、違いというのはズレや異端のことなので、そういう特徴を見つけてみてください。


そして、少し考えてみてあまり面白くなかったとしても、一旦はそれで納得してみてください。磨き上げていくのはそれからです。


自分だけの世界観で輝きを放つようになるためには、それなりに時間がかかったり、苦労があるものです。

何度も何度も同じ作業を繰り返していく中で、少しずつ分かってくるものです。

時間をかけて、少しずつ掘り出していきましょう。

あ、それから、紙に書き出したものは残しておいてくださいね。後で読み返した時に思わぬ発見がありますよ。



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