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句画集「焦眉の風」制作⑨
2022-08-05
午後2時半すぎ、曇天。本日の気温21~27度。土浦市の連日の猛暑から、ようやく涼しくなって、ひと段落である。今日が、涼しい日の二日目で、明日もやや涼しい予定である。明後日の日曜日まで、なんとか涼しいらしい。
約二月ほど停滞していた木版画制作も、やっと再開できた。長期間の体調不良もあったが、おもな制作停滞の原因は連日の殺人的酷暑と、真鍋新町のアパートの引っ越しである。アパートは右籾定住までの繋ぎであったが、折角町場にあるアパートだったので、手放すのが惜しくて、結局一年半ほどもずるずると居ることになった。
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句画集「焦眉の風」の木版画制作は11枚目になった。「人生は途方もなかった」の句を入れてみた。ほんとうなら夕焼けは、寂しいような、せつないような感じのするものであるが、この木版画の夕焼けは不穏である。朱色が毒々しく、まるでムンクの空のように不穏である。