CRM内のリード情報を連携して広告配信を最適化する。
リード・商談獲得支援のマーケティングツールを提供するSmartApproachです。今回は、マーケティング領域の中でもSmartApproachが注力しているナーチャリング(育成)でCRM内のリード情報を活用して広告配信を最適化する方法を紹介します。この記事では、Google広告とFacebook広告を例に説明します。
なぜ必要なのか?
各広告アカウントには、その広告媒体でコンバージョンした方のデータしか入っていないことや、コンバージョンした後に商談化、成約に至っているかは分かりません。そのため、CRM/MAツール内のリード情報を各アカウントに連携することで、商談化につながっているなど良質なコンバージョンのデータに基づいて広告配信を最適化できるようになります。
何をするのか?
CRM/MAツール内のリード情報をAPIもしくはZapierで広告アカウント(Google広告、Facebook広告)に連携し、各広告アカウントで設定を行います。実施には、各広告側の要件を満たしている必要があります。
Google広告
ここでは、Zapierを使用してCRMツールの顧客データを Google広告に連携する流れを説明します。カスタマー マッチでは、オンラインやオフラインのデータを使用して、Googleを利用しているユーザーにリーチしたり、再アプローチしたりすることが可能です。さらに、顧客から提供された情報を活用して、情報を提供した顧客や類似顧客を広告のターゲットに設定できます。ユーザーの情報を収集するCRMツールから、新しいリード情報が Google 広告の顧客リストに自動的にアップロードされます。
カスタマーマッチはメールアドレスと電話番号でマッチングを行うことが可能ですが、マッチングをするには最低でも1,000件以上のデータが必要になります。
Facebook広告
Facebook広告で、リード獲得広告を作成するときに、「コンバージョンリード」への最適化を選択します。そして、CRMツールをリンクします。情報を共有すると、Facebookがオーディエンスの中のより質の高いリードにリーチすることができます。また、セールスファネルも設定できます。CRMツール内で、リードの質が高いと見なされるステージを指定できます。そして、このステージに達する可能性の高い利用者に広告を配信します。
CRMツールとFacebook広告の連携について。ここでは、Zapierを使用します。イベントマネージャから新しいデータソースをリンクするで、[CRM]を選択して[リンクする]をクリックします。プラグインを使用するでZapierを選択します。設定完了後、[データソース]の下で、CRMにリンクしているピクセルをクリックし、[設定を続ける]からセールファネルの設定が可能です。
まとめ
CRMツールやMAツールを使うと、上記のようにツール内のリード情報を基に広告配信の最適化が簡単に実現できます。CRM内に多くのリード情報は蓄積されているが、広告配信には活用できていない場合はぜひ試してみてください。
SmartApproachは、データ分析によってリード、商談獲得を支援するツールです。具体的な設定や運用方法でお困りの場合は、ぜひご相談ください。
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