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筆山筆男の突撃!隣の晩ごはん


筆「やってきました、Y○uTuber筆山筆男の突撃!隣の晩ご飯!今回はこの某高級住宅街にあるこちら、才能さん宅です」



ピンポーン♪


才「はーい」
筆「こんばんは、突撃!隣の晩ごはんです!」

筆「え!?ちょっと!!」

才「なんですか急に、てか誰ですか?」
筆「申し遅れました、私Y○uTuberの筆山筆男です!私の企画で突撃!隣の晩ごはんをやっていまして、才能さんのお宅でご飯を食べさせてもらえませんか?」

才「ごめんなさい」
筆「あぁぁ、閉めないで!」

才「どこの誰かも分からない人にご飯を作るなんて出来ません」
筆「そんなぁ怪しい者ではありませんよ!」

才「いやめちゃくちゃ怪しいですよ。変なしゃもじ持って他人の家に来るなんて」
筆「まあまあ、そんなこと言わずに…」
才「だめです。」

筆「…俺、どうしてもY○uTubeで稼がないといけないんです…」
才「…?」
筆「実は俺の母ちゃん、病気してて…薬代を稼がないといけないんです。体弱いのにずっと俺の事育ててくれたから、親孝行したくて…だから…グスッ」


才「だめです。」
筆「えぇなんで!そこ普通いいって言うところでしょ!?」
才「あなた泣き落としして同情を買うつもりでしょうけど、騙されませんよ」
筆「くっ…こうなったら…」

筆「うわああああ!お願いします!入れてくださーーーーーーい!」
才「!!?…分かった分かった!家に入れるから大声出さないで!近所迷惑になるから!」
筆「ありがとうございまーす♪」

筆「すっげぇ!シャンデリアあるじゃん!!なんだこの豪邸!!!」
才「もう…ご飯食べたらすぐ帰ってくださいね?」
筆「はいはい分かってますよ。お、あっちにデカいタンスあるじゃん!隠し財産とかあったりして?」


才「ちょっと!勝手に開けるなー!」

筆「じゃあ料理の方、お願いします。」
才「まったく…ていうかご飯ってどんなの作ればいいんですか?」
筆「なんでもいいですよ、才能さんが普段食べている夕食で」

才「普段食べている、ね…。分かった、今から作るからちょっと待ってて」
筆「ありがとうございまーす!あ、あと喉乾いたんでお酒とおつまみあります?」
才「あなた、次はたんこぶじゃ済みませんよ…?」
筆「すいませんでした」

華麗な手捌きで料理を作る才能




筆「うわあああああ!何だこのご馳走!」
才「さ、召し上がってください」

筆「いただきます……美味い!美味すぎる!」
才「そりゃあ才能有代の作った料理ですから!」

筆「こんなにうめェメシ食ったのは…俺は初めてだ…!面目ねェ面目ねェ……!」
才「そんなに喜んでもらえると作った甲斐があったなぁ。冷めないうちにどうぞ!」
筆「ありがとう😭」


~2時間後~



筆「うっぷ…はぁ…ごちそうさまでした…お腹はち切れる…」

才「あ、食べ終わりました?」
筆「ちょ、量多すぎ!普段の夕食でいいって言ったじゃないですか!」
才「普段の夕食ですよ?いつもこのくらいの量食べてます」
筆「ギャ○曽根かよ!…じゃあたくさんいただいたことだし、そろそろ帰りま…」
才「え、もう帰るんですか?まだまだありますよ?」
筆「……………え?」




筆「うわあああ!!!!こんなに!?!?」
才「おかわりもありますからね!」
筆「も、もう食べられないですよ…ゲフッ」
才「何言ってるんですか、あなたそれでもY○uTuberですか?食べ切るまで帰しませんよ…!」

筆「ひぃぃ、もう勘弁して~😭」
才「筆山さん早く食べないと冷めますよ~!」



その後2人で美味しくいただきました


おわり


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