目標立てていますか!! 世の中においてあなたの成長がとても必要なので、ぜひ目標を立ててみませんか!![チーム編 #25]
マネジャーたるものは、上は社長から下は職長や事務主任にいたるまで、明確な目標を必要とする。
『マネジメント〔エッセンシャル版〕』Part2 マネジメントの方法
第5章 マネジャー p139より
目標。
目的・ミッションを達成するための道中で達成すべきもの
とわたしは考えています。
目的までの道中において、方向が適切か、進む速さは適切か、関わる人たちが同じ方向を向けているかを都度確認するためのものだと考えています。
42.195㎞のフルマラソンを走りきるために、目安として表示されている10㎞、20㎞、30㎞、40㎞といった目印、みたいなものでしょうか。
組織やチームが走り続ける道のりの中では、正しいコースもありませんし、適切なスピードも事業や体制などに影響されてまちまちです。
遠くに目的だけは見えているけれど、そこに至る道は無数にある、という状況の中で、関わる人たちの向いている方向も、一致しているかの確認が常に必要です。
向いている方向を適時確認しなければ、逆方向に勢いよく進んでいることだって想定されます。
向いている方向、進み方、進む中での障害物との対峙の仕方、進む速さ、などなどすべてが調整されるからこそ、目標を達成し、目的に向けて邁進することができます。
目標が無い状態では、進む方向も進み方も進む速さも何も決められません。
目標には強い求心力が必要だと思うのです。
思わず前進したくなる到達点って、なんだかわくわくしませんか♪
求心力の強さは、古い脳と言われる大脳辺縁系で感じる「WHY?」が何よりも強いでしょう!! ということで『WHYから始めよ!』 (サイモン・シネック 著 / 栗木さつき 訳 日本経済新聞出版社)のご紹介です。
「インスパイア型リーダー」を目指そう、というのが本書の趣旨ではありますが、なぜ「WHAT」でもなく「HOW」でもなく「WHY」から始めるべきなのか、は知っておいて損はないぞ!! と思っています。
何をやるのか、よりも、どうやってやるのか、よりも、なぜそれをやるのかが明確になっていれば、上手くいかなくなったとき、明確に失敗したと考えるとき、どう立て直すかを考えやすいのではないでしょうか。
そこを丁寧に読み解いてくれているので、ぜひご一読ください♪
TEDの動画はYouTubeでもご覧になれますので、こちらもどうぞ♪
なぜそれを実行する必要があるのか。
関わる人たちにとっての指針がなければ、各自の保身のために組織・チームが空中分解しかねません。
だからこそ適切なミッションが必要です、という想いをこちらの記事に書きました。
適切なミッションが掲げられていなければ、そのミッションを達成するために集められたメンバーが一致団結して進むことはできません。
達成すべきミッションよりももっと身近で、もっと定期的に訪れるのが、目標というゴールだと考えています。
メンバーそれぞれがちょっとずつ成長するためにも、個人に対して成長を求めるだけの目標が必要です。
組織の新人さんのお仕事だって、目的・目標もないまま、ただ「これやっといて」では、何のためにやっているのかわからなくなり、時間を無駄にしてしまったり、新人さんのやる気も失われたりします。
この先、人口が減り、働く世代の人数も減ることが明確なこの国において、そんな無駄なことに時間を費やしている場合じゃないのです!!
……なんて熱くなっちゃいましたが(;^_^A 目標、大事です!!
あなたの日常において、どんな目標を掲げていますか?
あなたの仕事において、どんな目標を掲げていますか?
その目標を達成するために、今日から何をしますか?
『実践するドラッカー【チーム編】』
chapter3 目標を掲げるー組織と個人のベクトルを合わせる p74
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実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
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【チーム編】は、チームをあずかるすべてのマネジャーに向けて書かれており、ドラッカー教授のチームマネジメントの極意が1冊に凝縮されています。
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