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対面しているあなたと、あなたの大切な人は、一つのリンゴを見ても別の見方をしているはずです。お互いの価値・欲求・現実、どれだけ知っていて、どれくらい違っていましたか?[事業編 #33]
顧客が知りたいことは、製品なりサービスなりが、どれだけのことをしてくれるかだけである。顧客にとっての関心は、自分にとっての価値、欲求、現実である。 『マネジメント(上)』第Ⅰ部 マネジメントの役割 第7章 目的とミッション p100より 「現実」 ひとりとして同じ人生も状況もありませんので、同じ事象を見ていても、ひとりひとりの現実は違うものになります。 「欲求」 現実が一人ひとり異なるのであれば、ひとりひとりが抱える欲求も異なるものになってきます。 「価値」 お金、と
一人ではできなくても、チームだからできることがあります。チームの目標を達成するために、あなた自身の目標をどう管理しますか?[チーム編 #33]
今日必要とされているものは、一人ひとりの人の強みと責任を最大限に発揮させ、彼らのビジョンと行動に共通の方向性を与え、チームワークを発揮させるためのマネジメントの原理、すなわち一人ひとりの目標と全体の利益を調和させるためのマネジメントの原理である。 これらのことを可能にする唯一のものが、自己管理による目標管理である。 『現代の経営(上)』第2部 経営管理者のマネジメント 第11章 自己管理による目標管理 p187より 「「自己管理による目標管理こそ、まさにマネジメントの『哲
マーケティングは買ってくれる人を探す行為ではありません。本当に必要としている人に、必要としているものを、入手できる方法で届けることです。[事業編 #32]
ドラッカー教授は、東洋では、さらに早くからマーケティングが起こっていたと指摘しました。 1650年ごろの日本、三井家の始祖である伊勢商人、三井高利がおそらく世界初の百貨店である呉服屋三越を開業したときのことです。当時の呉服屋は反物単位で販売していたところ、顧客の現実に即して必要な分だけ購入できる「切り売り」を始め、江戸の市民に大変喜ばれました。(中略) ドラッカー教授は、この事実をもって、マーケティングが発明されたのは日本であると世界に発信しました。 【コラム マーケティン
想っていることは、やり取りするから明確になります。何のためにその仕事を行っているのか、チームメンバーと共有しましょう!![チーム編 #32]
マネジメントたる者は、組織の目標が自らに対して要求しているものを知り、理解しなければならない。その上司は、部下に対して要求し期待すべき貢献の何たるかを知らなければならない。これらのことが行われないならば、彼らは間違って方向づけされ、その活動は無駄に終わる。 『マネジメント(中)』 第Ⅱ部 マネジメントの方法 第34章 自己目標管理 p69より 上司の考えている方向性がよくわかりませんでした。 異動してきてその座席に座った人に仕事がついていて、机に積み上げられた書類を期日ま