時間の記録から何が見えましたか？　重要なこと、したいこと、自らの責任でなすべきことに時間を使えていましたか？［行動編　#8］

時間の記録を一瞥しただけで、重要なこと、したいこと、自らの責任でなすべきことに使える時間のまったくないことがあまりに明白になる。

『経営者の条件』第２章　汝の時間を知れ　p60より

時間の記録は順調ですか？
わたしはちょっとさぼり気味です……(;^_^A
わたしの現状はおいておいて……

あなたの時間の記録はあなたに何を教えてくれましたか？
何が記録されていましたか？
何に時間を費やしていましたか？
それはかたまり時間でしたか？　隙間時間でしたか？

自分の時間の使い方、どのような項目をどのような割合で使っていると予想していましたか？
予想どおりの結果は得られましたか？
予想どおりの結果を得られた理由として思いつくものはありますか？
この先も同じように、求める結果を得られることはできそうですか？
再現性があれば、時間管理ばっちりですね！！
これからも、時間に対する愛情ある配慮を継続していきましょう(*^▽^*)

予想どおりの結果を得られなかった場合、得られなかった理由として思いつくものはありますか？
その理由を解消するために何ができますか？
いつまでにどうやって解消し、その達成度をどのように測りますか？

自分の時間を自分のためだけに、自分のしたいように使える人は多くはありません。
働いていれば必ずだれかとの関わりが発生します。
関わるとき、どんな手段を使いますか？
電話、メール、チャットツール……会議もここに括ってしまいましょうか。
メールとそれ以外、わたしにとって大きな違いとして「リアルタイムかどうか」があります。
リアルタイムであるということは、自分と他者が拘束されている、と認識しています。
リアルタイムでなければ解決できない事柄があるのかどうか、どう対応するのか……そこをわかりやすく、対応策も含めて提示されている記事をご紹介しますね(*'ω'*)

電話が鳴ったので急いでとって、通話修了後受話器を置き、次の作業に移ろうと書類を拡げた瞬間に、電話が鳴るので受話器をあげながら書類を端に寄せる……今日も一日何も終わらなかった……という毎日を過ごしていた頃にこのお話を伺いたかったです(;^_^A

もちろん、文章を考えるのに時間を取られ過ぎているので、他者とのやりとりを電話に切り替えたら時短につながった、という方もいます。
ただ、情報共有、という点では、まだまだ文字に変わるものはないのではないでしょうか。
例えば、相手側の組織の習慣で、記録はすべて文字で情報共有する、という状況ではいかがでしょう。
メールでのやり取りであれば、そのまま保管できますが、電話終了
電話修了後、認識誤認をなくすためとして文字起こしした記録を共有いただいたことがありました。
文字として残していただけるのは共有のしやすさからとてもありがたいことですが、メールでのやり取りだと同様のやりとりの結果を得ることは難しいのだろうか……と感じたことを思い出しました。

ご紹介した記事の中でも記載されていましたが、電話は使いどころを考えて効果を高める、といったツールとして使っていただけると、電話が時短にならず集中する機会を奪われるものと認識している側からすると、とても嬉しいです！！
電話が鳴ると心臓が跳ね上がるので、受話器を置いても汗だくだし、しばらくは落ち着かないんですよね。

最近メール以外のツールもたくさん増えたので、メールだけじゃなくチャットやダイレクトメッセージなど多くのツールに意識を向けておかなければならない、というジレンマも増えました。
集中を求められる職場で、パソコンやスマートフォンに囲まれて、常に誰かからの電話や通知がくる、というのはなかなかしんどいですΣ(￣ロ￣lll)

情報があふれている現代、情報を取捨選択し熟考することで次の一手を打つ、ということそのものが難しくなっている気がします。
情報の取得の仕方、選択の仕方、他人と関わるための時間の確保、何より事業が陳腐化しないための行動をとるための準備の時間の必要性は、これまでの時代よりも確実に高まっています。

あなたにとって、
重要なことは何ですか？
したいことは何ですか？
自らの責任でなすべきことは何ですか？
それらに必要な時間はどのくらいですか？
実際に確保できていますか？
確保できているなら、より充実させるために次はどんな工夫をしますか？
確保できていないなら、確保するためにどの時間を圧縮したりやめたりしますか？

『実践するドラッカー【行動編】』　
chapter１　時間が成果を決める　p18　#8

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