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名物料理を食べない贅沢

こんばんは。
3連休いかがお過ごしでしょうか。
私は小中の同級生たちと卒業旅行をしてきました。
同じバレー部のメンバーのうち1人が今年大学を卒業して4月から社会人ということで、関西に遊びに来てくれました。
同じバレー部のうち、1人が同じく関西に住んでいて。
最初は大阪でひらパーに行って、後半は京都で合流してホテルステイ+宇治へ観光に。

2泊3日すると大阪+@で関西を巡れるのでいいですよね。
初めて宇治の平等院鳳凰堂に行けて嬉しかったです。
日本史受験だったもので、やっぱり日本史や歴史的建造物が好きなんですよね、自分は。
今度は時間の関係で行けなかった源氏物語博物館にも行きたいなと。

さてさて、今回書きたいのはひらパーが想像以上に楽しく、アトラクションのレベルが高いことでも、鶴橋風月のメガジョッキが桁違いに大きいことでも、夕暮れの清水寺の景色が風雅だったことでもなく、
宇治駅~平等院鳳凰堂までの宇治商店街でたまたま見つけたパン屋さんが
アタリだったこと
です。

私は自他ともに認める小麦ホリックでパンやパスタが大好きですが、食べ過ぎると太るし肌も荒れるので普段はグルテンフリーの生活をしています。
ただ、どうしたって誘惑には勝てません。
名産地や旅行の際はそのグルテンフリーを解禁するのがマイルール。
京都はパンの消費量が実は国内1位なんです。
だから美味しいパン屋が沢山あります。
というわけで、今回の旅行でもパンを買って帰るつもりでいました。
志津屋など有名どころは食べたことがあるので、今回は町にある個人経営のパン屋さんを狙っていました。

京都1日目は15時頃に京都駅に到着。
ホテルに荷物を置いて、縁切り神社や八坂庚申堂を参拝しつつ街並みを散策。その後は予約していたイタリアンにいってパン屋を探す時間は無く。
2日目の宇治で見つけることになりました。
夜ご飯は卒業旅行ということで、古民家イタリアンを予約しました。


あえておばんざいや京料理ではなく、イタリアンを食べることができるのは関西在住ならではですよね。
どうしても観光だと、流行りのお店や有名店、その土地の食事を探してしまいますから。
こじんまりとしたレストランで完全個室でとてもよかったです。
京町家イタリアンろんくす

ちなみに、京都ではピーチウーロンを上海ピーチと呼びます。
最初紹興酒とピーチのカクテルだと思って調べたらピーチウーロンでした。
なんとお洒落な名称なんでしょう。今度東京で飲むときには「上海ピーチ」で注文していきたいと思います。

おやおや、少し話が脱線してしまいました。
気を取り直して。

2日目。前日に夜明けまで思い出話をしていたせいで全員寝坊。
私はホテルの近くにあった西本願寺に散歩にいって朝風呂に入るつもりだったため、アラームを6時に設定。
無事起きれず、友人達を起こしてしまいました。
毎度のことですが、少し友人達怒。怒20%くらい。
反省しつつも、起きる気はあるんです。。1日目ちゃんと起きれたからいけるかと思いきや、失敗でした。


準備して11時に出発。
JR京都駅から宇治駅まで快速で30分。電車に揺られ、到着。
京都って、京都駅前や四条~河原町、清水周辺は百貨店や飲食店、カフェが多いけれど、少し電車に乗るとすぐ住宅街や田舎ぽくなるから不思議な街だなと思います。
住宅街にも普通に神社やお寺、世界遺産があるしね。
昔と今が混在している、タイムリープしているような。

宇治駅に着くと、雨が強くなっていて、少し肌寒さを感じながら平等院まで歩きます。
徒歩10分ほどで到着。
3連休最終日なことやご時世的にも人はあまりおらず、本堂や博物館をゆっくりと回ることができました。
しっかりと10円玉も用意して、実際に比較。


本当に同じシルエットで日本銀行の精巧さに改めて驚きましたね。
展示も教科書で見たものが沢山あって、楽しかったです。
あとグッズがとてもおしゃれなんです。様々なお釈迦様のシルエットファイルとかトランプとかしおりとか。
私は今、叶えたい願いがあるので、一願成就の御守りを購入。
西陣織で紐がついていないタイプの四角形。
購入後、平等院鳳凰堂の前で心の中で唱えて、財布にしまいました。
肩身離さず、持っているようにね。

丁度、お昼時になったため、適当に空いている茶寮に入る。
抹茶×中華の斬新なコンセプト。あっさりしたものが食べたかったため、抹茶のお茶漬けを注文。


美味しかったな~~。
たまたま、家に宇治抹茶の粉末があるので今度試してみます。
抹茶味のプロテインを購入したら甘すぎて、粉末抹茶を混ぜて調節しているんです。。泣

その後はお土産や和菓子をみながら駅に戻ります。
千葉からきた2人は各自、お土産を購入できてよかったです。
さてさて、私はといえば目的のパンを探さないと。
実は往路で1つ良い感じに街のパン屋を見つけていました。
ので、そこに寄り道を。
宇治抹茶を使用したパンが目玉なようで、半分は抹茶のパンでした。
もう昼過ぎなのでお客さんは他におらず。
私は最近、食パンを何もつけずにそのまま食べるのにはまっているので、抹茶の食パンを購入。
子供の頃は、クロワッサンやメロンパンなど味付きのパンが好きでしたが、大人になり食パン派に。素材の味が一番堪能できますから。
トーストしてサクッとしたものより生のフニャフニャ食感が好きです。
後で調べようと思い、店頭の暖簾を写真に撮っておきました。

再び、京都駅に戻り、エキナカで最後のお土産を探しながら、カフェでお茶をして解散となりました。
カフェは最初、京都っぽいスイーツを食べようと探したのですが、雨模様なことや時間帯もちょうどカフェタイムでどこも一杯。
エキナカ2階のパティスリーに入店したのですが、なんとここが私的に大正解なお店で。
元々ショコラが大好きで、お店で買うのも、ブルボンとか市販のお菓子も、自分でカカオマス(100%カカオ)を買って、はちみつや黒糖・ドライフルーツを入れて自分好みの甘さにしたり、それくらい好きなのですが、今はバレンタインということで沢山のショコラが売っていました。
その中で選んでセットがほうじ茶と好きなケーキ、ショコラ3種とマドレーヌのセット。それぞれ1つずつ楽しめるし、ショコラは1つ1つが宝石のようで、普通にテンション上がっちゃったもんね。
抹茶のダークチョコ、パズルチョコ、舞妓さんのくちびる(中には柚子とラズベリーのガナッシュ入り)
ケーキはココナッツとピスタチオのケーキを選びました。


なんとなく、ピスタチオが食べたくて。
ここのいいところは各商品にカカオ何%か表示があるところ。
甘さの想像がつくから自分の気分に合わせて選べますから。


ほうじ茶と宝石たちを楽しみながら、旅行を振り返る。
2泊3日ずっと動いていたので、疲れた身体に程よい甘さが口から行き届く。
私は京都に高校の修学旅行で行ったけれど、お金と日程に余裕ができてから行くべきなスポットだなと思いますね。
やっぱり学生の時は、勿体なくて時間内にいかに多くの観光地を回れるかに賭けていて、1つ1つを楽しめなかったから。
料理も多少高くても美味しくて、丁寧な食事をしたい。
また旅行をしたいねと、新社会人頑張ってねと、話を締めくくり、新幹線の改札前で解散。

帰りの電車の中で、宇治で撮ったパン屋を検索してみた。
なんと、まあびっくり。
百名店で、タマゴ不使用の有名店だったのです。
なんという引きの強さ。早く堪能したい気持ちが先走る。
帰宅後、はちみつをつけて実食。


抹茶の香ばしさと風味が広がって、とても美味しい。
最近はやりの高級食パンのようにバターの香りが強くないところが素朴で良い。パンの耳も程よい硬さでいい食感のアクセント。
これは良い食パンだった。
家に帰っても楽しめた、大人の修学旅行。

今回2泊3日、大人の卒業旅行。
観光メインではなく、ゆったり余裕を持った旅。
敢えて観光地ごはんではなく、その土地の美味しいグルメを楽しんだ、ちょっぴり贅沢な旅。
話の中身も10年前の中学時代と同じようにくだらない内容もあれば(私がガリが好きだという話題から派生した「山盛りガリオンニ」で一生爆笑したり、可哀想に!さんの言い方で会話したり)、仕事や将来や一人暮らしのノウハウなど真面目な話をしたり、食事も前述のように大人なものもあれば、ポケモンパンやグミの食べ比べをしたり。

過去と今を混在させた、昔からの友人だからこそできる。
そんな素敵な時間にgracias♡


PS


今回4人が同室で宿泊できるホテルが少なく、消去法で選んだ「tou nishinotouin kyoto by withceed
広さもちょうど良く、大浴場つき、京都駅まで徒歩10分、ラウンジでフリードリンクなど、とても良かった。セールで1人5000円で宿泊できました。ラッキー。
是非、お洒落な内装やベージュより黒やグレー、紫などシックでモダンな色味が好きな方にお勧めしたい。
内装にテンションが爆上がりしてしまった。
アメニティが雪肌精なのは、パナソニックの一番いいドライヤーなのは、部屋にマッサージ器があるのは、女子的に嬉しいよね。

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